「全日本プロレス」(2日、後楽園ホール)
武藤敬司(48)が鈴木みのる(42)とのコンビでタッグ王座をねらうことを新年の誓いとした。
船木誠勝(41)の仲介で初タッグを結成した2人は武藤が鈴木の誘った場外戦を拒否したり、武藤のヒジが鈴木に誤爆したりでギクシャク。連係も見せるなど何とかチームとして成立し、船木にうながされて握手も交わしたが、鈴木は「あのヤロー、絶対ワザと(誤爆を)やりやがった!」と武藤をののしりサッサと退場。バトルロイヤルでも武藤を裏切った。
それでも武藤は「男と女の関係も100点満点から始まると減点しかねえ。組んだ以上、次につながるようにいいところを見つけて」と悪びれず。「アジアタッグのベルトか世界タッグのベルトか、そこまでもっていきたい」と、タイトルマッチを視界に入れた。