女優、観月ありさ（33）主演のフジテレビ系新春スペシャルドラマ「サザエさん3」（後6・30）が
来年1月2日に放送されることが14日、分かった。3回目のサザエ役となる観月はもちろん、
長谷川町子さん原作の同名アニメそっくりな面々が正月気分を盛り上げる。今回の目玉は、
マスオの同僚、穴子さん役で登場する元格闘家、武蔵（38）。「子供のころから似ていた」と
本人が認める激似ぶりは必見だ！

国民的漫画「サザエさん」の生誕65年を記念した新春番組は、アニメ＋ドラマで一挙に
3時間半放送する豪華版。4代目サザエさんを“襲名”した観月は、昨年11月に放送された
第1弾スペシャルドラマで平均視聴率20・9％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）、今年8月の
第2弾でも16・5％（同）の高視聴率を獲得し、待望の第3弾も続投が決まった。

長期シリーズ化に弾みをつける今作品の見どころは、マスオが勤める海山商事の同僚で
親友の穴子さんとその妻が初登場。穴子さん役には、「子供のころから似ていると言われていた」
という元格闘家の武蔵が、抜てきされた。

“タラコくちびる”はもちろん、目鼻立ちまでうり二つでまさに適役。「光栄です」と気合が入る
武蔵は、ビジュアルにもこだわり、アニメ同様、ひげともみあげを切り落として役に臨んだ。
さらに夫を尻に敷く穴子さんの妻は、実生活でも鬼嫁として名高い元女子プロレスラー、
北斗晶（43）が演じる。

さらに少年のカツオが妄想する将来の新婚生活シーンでも、そっくりな配役が実現。
大人になったカツオをタカアンドトシのトシ（34）、カツオの同級生でみんなのマドンナ、カオリちゃんをアイドル声優の平野綾（23）、おせっかいな花沢さんをハリセンボンの
近藤春菜（27）が演じる。一方、花沢さんが妄想する未来の自分は、春菜と“対極”の
佐々木希（22）が演じる。

新たな面々を迎え、前作の撮影から半年ぶりに夫、マスオ役の筒井道隆（39）、父、波平役の
片岡鶴太郎（55）、母、フネ役の竹下景子（57）ら一家と再会した主演の観月は気合満点。
「チームワークもバッチリなので、和気あいあいとした雰囲気が伝われば」と意気込む。

絶妙な配役による爆笑劇で、正月から「笑う門には福来たる」となりそうだ。