wamからのお知らせ
お知らせ
[掲載日 : 
2010-10-30] 


2010年12月5日(日)女性国際戦犯法廷から10年・国際シンポジウムの開催

「法廷」は何を裁き、何が変わったか
――性暴力・民族差別・植民地主義――


チラシ両面をPDFで見る。サイズが大きいので表示に時間がかかります
 今年は、2000年12月に東京で開かれた「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」から10周年にあたります。「法廷」は、半世紀にわたる沈黙を破り、謝罪と補償を求めて立ち上がったサバイバーたちに敬意を表し、置き去りにされてきた被害者の正義の実現と、戦時性暴力を含む女性に対する暴力根絶のために、世界の女性たちの手で開いた国際民衆法廷でした。

 10周年を迎えた今年、「慰安婦」問題の解決を巡る法廷後10年の運動の足跡と意義を振り返り、今後の課題を広く共有していきたいと考え、下記のとおり国際シンポジウム「『法廷』は何を裁き、何が変わったか〜性暴力・民族差別・植民地主義〜」を開催することに致しました。サバイバーたちの声を聴き、法廷後10年の思想的な分析・検討を行い、次世代に運動課題を提起し、「今、私に何ができるか」を考え、一歩を踏み出す機会にしたいと思います。多くの皆様のご参加を、心からお願い申し上げます。


【日時】2010年12月5日(日)10時〜18時
【場所】東京外国語大学 アゴラグローパル プロメテウスホール
    西武多摩川線(中央線武蔵境駅にてのりかえ)多磨駅下車徒歩4分
    または京王線飛田給駅下車北口からの循環バス5分、
    「東京外国語大学前」下車。
    http://www.tufs.ac.jp/access/tama.html
【参加費】一般2000円、学生1000円(資料代込)

【プログラム(予定)】
第1部 〈女性国際戦犯法廷とは何だったのか〉10:00-12:00
・挨拶 尹貞玉さん(「法廷」国際実行委員会・共同代表)
・基調講演 パトリシア・セラーズさん(「法廷」主席検事)
 「女性の国際法廷2000/2010−10年のチャレンジ」
・「女性国際戦犯法廷」を振り返る映像上映

第2部 〈アジアの日本軍性暴力被害者の証言を聞く〉13:00-15:00
中国・桂林と、フィリピン・ルソン島からサバイバーの方をお迎えします。

第3部 〈「法廷」の判決・勧告と証言をどう引き継ぐか〉15:20-18:00
・米山リサさん
「女性国際戦犯法廷とフェミニズム―NHK番組で削除された部分を中心に」
・パネルディスカッション
鄭暎惠さん(性暴力禁止法をつくろうネットワーク、ちゃめ)
宮城晴美さん(沖縄女性史家)
尹美香さん(韓国挺身隊問題対策協議会)
村上麻衣さん(旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画・京都実行委)
ほか

【連絡先・お問い合わせ】
・VAWW-NETジャパン Tel&Fax: 03-3818-5903
・アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」
 Tel: 03-3202-4633 Fax: 03-3202-4634


チケットは完売しましたので、申し込みを締め切りました。

開館日・時間
水〜日曜日 13:00〜18:00

閉館日
月・火・祝日・年末年始
※団体でのご来館については事前にご連絡ください。
入館料
18歳以上:500円
18歳未満:300円
小学生以下:無料
※障がいを持った方の付添いは無料です。

住所 see map
〒169-0051
東京都新宿区西早稲田2-3-18 AVACOビル2F
Tel: (03) 3202 4633
Fax: (03) 3202 4634
E-mail: wam@wam-peace.org