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2011年1月 1日 (土)

初めまして

 あけましておめでとうございます。

                                                    

 早速ですが、なぜゲートボールなのか?と、いうことですよね。

 去年の7月、東京に転勤し、新規事業開拓を目指す部署の一員となりました。これまで、野球やスポーツの取材や紙面作りに携わってきました。それが一変、同じスポーツでも、今まで縁のなかった競技に出会ったり、全く知らなかった世界を目の当たりにしたり…。この半年、とにかく「新鮮な出会い」の連続でした。そんな日々のなかで出会った、魔法のような言葉があったのです…。

 「この競技、今から始めても、世界の舞台で戦えるんですよ!!」

 いずれ、このブログにもご登場いただこうとは思っていますが、ゲートボールの大会を見に行く機会があり、その時にある指導者の方からかけられた言葉でした。その言葉は、電車で20分の所に住みながら、「近くてとてつもなく遠い甲子園」、だった青春時代を過ごした私、すなわち誰もが注目する舞台に立ったことのないままサラリーマン生活を続けている身にとっては、あまりに甘美な響きがありました。

 

そんな衝撃を友人たちに話したら、まず、「そういえば、ゲートボールって公園とかでよく見かけるけど、どんなゲームか知らないよね」という声が続出しました。何度かの取材で得た、わずかながらの知識を駆使して説明すると、「それって、おもしろいかもしれない」という盛り上がりを見せたのです。すると、どこからともなく「じゃあ、みんなでチームを作って世界を目指しちゃえ!!」ということになってしまったわけです。その時、ゲームについて説明している私を含め、その場にいた友人たちはみんな、手軽に楽しめて、その奥深いことに強く興味を持っていました。そんな機会が何度かあって結局、私を含め、8人が「世界」という言葉に魅せられたのでした。新聞社という会社の特性上、業務の関係でそのメンバーが一堂に会して練習したり試合したりするのが難しいことなど、すっかり忘れて…(メンバーについてはおいおい紹介させていただきます)。

とはいえ、全くのド素人軍団。どこから手をつけていいのImg_0035_8やら…。

取材でお世話になった財団法人日本ゲートボール連合(JGU)に相談してみたと ころ、ありがたいことに、とりあえず、体験させていただけることになりました。監督に名乗りを上げた総務局の伊沢寛二、「パターなら自信がある」という編集局の田中俊光とともに、JGUにおじゃましました。年の瀬だというのに、JGU総務部の中村一正さん、同じく下里文也さんのご指導いただき、いよいよ“世界への第一歩”を踏み出したのでした。

実は3人とも、実際のところ、ゲートボール初体験。「ゴルフのパターと同じ、自分に合う打ち方で大丈夫です。グリップも決まりありませんよ」、「打てば打つほどうまくなるものですから、どんどん打ってください」。そんな中村さんの言葉で始まった練習会。コツン、コツン、という音だけが響き渡り、黙々と打ち続けます。スチール製のシャフトで打つと金属バットの芯で硬式野球のボールを打ったあの快感が呼び起こされました。ちなみに木製のシャフトを使うと、やはり。今度は木製バットで会心の当たりを打った感覚に似ていました。

「ゲームを覚えるには、実戦形式が一番。次は実際にゲームをやってみましょImg_0050 う」。続いて中村さんに完全にアドバイスしていただきながら、ゲーム形式での体験です。ルールについても少々怪しいまま、ボールを打って、ゲートを通過させ、そして「タッチ」させ、さらには「スパーク」します。どれくらいの強さで打つのか、どこに打つのか、試合時間はどうなっているのか、何番のボールがどこにあるのか…。ゲームをやればやるほど考えることが増えてきて、自分の一打にプレッシャーを感じてきます。あくまで“ゲーム形式”でしたが、その奥深さはますます魅力的になりました。球のある場所まで歩いて打つだけなのに、かなりの疲労を感じたのは、それでも一生懸命に頭を使ったからでしょう。

Img_0049_2

伊沢監督は早くも、「このボールはそこに打てばいいんじゃない?」とか言って、 作戦を立てています。ゴルフ経験もある田中は、自慢のパッティング同様の正確な距離感を発揮しました。「これが、世界への第一歩か…」。3人で感慨に浸った時間でした。

ゼロからというか、ほとんど思いつきから生まれた「報知ゲートボール部」。目標 だけ大きくて、来年マカオで行われるアジア選手権、3年後に日本で行われる世界選手権を夢見て、とにかくスタートしました。サラリーマンの“希望の星”となるべく、この私の周囲の盛り上がりが、何とか花開くよう頑張ってみます。もちろん、仕事第一ですが…。これからの活動を随時、この場で書き記していきますので、どうか温かく見守ってください。

まずは、ルールをしっかり覚えます…。

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