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真央5連覇逃すも世界切符つかんだ!

デイリースポーツ 2010年12月27日(月)9時25分配信

 「フィギュア・全日本選手権・最終日」(26日、ビッグハット)
 浅田が世界切符をつかんだ。女子フリーで、SPトップの浅田真央(20)=中京大=はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させたものの、193・69点で2位。5連覇を逃したものの、優勝した安藤美姫(23)=トヨタ自動車、3位の村上佳菜子(16)=愛知・中京大中京高=とともに、世界選手権(来年3月、東京)代表に選ばれた。浅田は東京で、日本選手初の2連覇を狙う。
  ◇  ◇
 つぶらな瞳が、うっすらと潤んだ。拍手と歓声を浴びながら、真央はほっとしたような、穏やかな笑顔を浮かべた。納得の演技で世界選手権代表を決める2位。「今、できることができた。大きな山を1つ乗り越えたと思う」と冷静に話した。
 前日のSPに続いて、演技冒頭にトリプルアクセルに挑んだ。わずかに回転が足りなかったが、きれいに着氷して波に乗った。「佐藤先生と話して(挑戦を)決めた。しっかり跳べた。こっち(長野)に来て、キレも出てきていい具合になっていた」と振り返った。
 悔し涙を流したバンクーバー五輪が、スタートラインだった。世界最高得点をたたき出した金ヨナ(20)=韓国=を目標に、完ぺきな演技を目指して、ジャンプを中心にすべてを見直した。苦手のフリップ、ルッツ、サルコウに挑戦。不安のあったアクセルも含めて1回転ジャンプから作り直した。
 再出発のシーズンは、順調には進まなかった。タラソワコーチの後任となるコーチは決まらない。6月にはジャンプ専門の指導者として長久保裕コーチを招いたが、シーズン直前の9月になって佐藤信夫コーチに指導者を一本化するドタバタぶりだった。
 苦戦のシーズンが幕を開けた。GPシリーズはNHK杯8位、フランス杯5位で、GPファイナル進出も逃した。「毎日毎日しっかり練習してきた。佐藤先生からも『うまくいかなくても自信を持て』と言われてきた」。20歳の誕生日に誓いを立てた。「自分の決めたことを責任をもってやっていきたい」。自分と練習を信じて、結果が出ない中でも愚直に取り組んできた。
 ライバルのヨナは、7月に世界選手権出場を表明している。出場となれば、昨年の世界選手権以来の再戦。“完ぺき”を目指す途上にある真央にとって格好の試金石だ。
 この日は、トリプルアクセルは軽度の回転不足、苦手のルッツが踏み切り不正の判定。3回転サルコウは2回転になった。佐藤コーチは「完成型を目指して、まだ入口。1年、2年をかけて一歩一歩やっていかないと」と言う。真央も気持ちは同じだ。世界選手権に向けて「連覇は考えていない。パーフェクトな演技が目標」。発展途上の今できるすべてをぶつける。

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最終更新:2010年12月27日(月)12時27分

デイリースポーツ

 

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