[PR]
ニュース:政治 RSS feed
小沢氏の新年会、120人参加 昨年より約50人減る 「みなさんにご迷惑ばっかり…」
このニュースのトピックス:小沢一郎
民主党の小沢一郎元代表は1日、東京・深沢の私邸で恒例の新年会を開き、「ねじれ国会で仕方ないとの理屈は通用しない。衆院であれだけ議席をいただき、国民の期待を担った民主党政権だから、その期待に応えるすべを見いだしていかなくてはならない」と述べ、衆参両院で多数派が異なるねじれ国会でも、一昨年の衆院選で掲げた政策の実現を目指すべきだとの認識を示した。
新年会には海江田万里経済財政担当相や原口一博前総務相ら小沢グループを中心に現職の国会議員120人が出席。昨年の166人からは減ったが、公邸開きを同日行った菅直人首相に対し、党内の小沢氏支持の根強さを見せつけた形だ。
小沢氏は、昨夏の参院選で過半数獲得のために当時の鳩山由紀夫首相とともに幹事長職を辞任したにもかかわらず、大敗したことについて、「鳩山前首相に申し訳ない結果になってしまったと反省し、忸怩(じくじ)たる思いがある」と語った。
小沢氏はまた、「今年は内外、非常に難しい状況になるのではないか。そのためにも政府・与党がお互いに力をあわせて協力していかなくてはならない大事な大事な年だ」と述べ、挙党態勢の重要性を改めて主張した。
自身の政治とカネの問題に関しては、「みなさんにご迷惑ばっかりかけております」と述べるにとどめ、直接の言及を避けた。