首相、「平成の開国」元年に 年頭所感、TPPへ意欲菅直人首相は1日付で年頭所感を発表した。国づくりの基本方針について「明治の開国、戦後の開国に続く『平成の開国』元年にしたい」とし、環太平洋連携協定(TPP)参加への意欲を強調。「政治とカネ」問題では「今年こそ失望を解消し、国民の支持を受けた改革断行を誓う」と明言した。 安全保障では「日米同盟を深化させ、国民の安心・安全に万全を期す」と決意を表明。社会保障制度を維持するための財源確保に関し「限界が生じている」と危機感をあらわにし「今年半ばまでに社会保障制度の全体像と併せ、消費税を含めた抜本改革の姿を示したい」とした。 【共同通信】
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