韓国ドラマのガイドとクリアファイル　県が製作

　韓国で放映中のテレビドラマ「アテナ：戦争の女神」の鳥取県内での撮影シーンでデザインしたクリアファイルと、ハングルで書かれた「県内ロケ地巡りガイド」が完成した。鳥取県が県内を訪れる韓国人観光客向けに製作した。クリアファイルが１万枚でガイドは３万部。１月中旬から来県する観光客などに配り、県内の観光地をＰＲする。

鳥取県が製作したアテナの出演者を取り入れたクリアファイルとロケ地巡りガイド

　ファイルは全部で５種類。鳥取砂丘（鳥取市）や浦富海岸（岩美町）、とっとり花回廊（南部町）、白壁土蔵群（倉吉市）など県内の観光地をバックに、生き生きと役柄を演じる俳優たちの表情が散りばめられている。

　Ａ４判の両面カラーで各２千枚を製作。県国際観光推進課は「イベントの景品などで上手に使いたい。プレミアが付くほど人気が出るかも」と期待している。

　ガイドは、県内のロケ地を写真と解説付きでハングルで紹介する内容。米子鬼太郎空港や主要ロケ地などに配布する。日本語版も、年明けから製作に取り掛かる予定。

　製作経費はクリアファイルが１５０万円、ガイドが２７０万円。