スポーツ報知のメインコンテンツへジャンプ

◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇

◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇

スポーツ報知大阪版>芸能・社会>芸能

ここからスポーツ報知のメインコンテンツです

ついにデビュー!NMB48に会える!…元旦に初公演

元日にデビューするNMB48。関西発のアイドルが全国区を目指す

 国民的アイドルとなったAKB48の姉妹グループ「NMB48」が1日、大阪・千日前のNMB48劇場で初公演(午後6時開演)を開く。舞台へ上がるのは290倍の狭き門を突破した25人の研究生の中からさらに選抜された16人で、キャプテンとともに当日発表される。2か月間の猛レッスンで歌とダンスを磨き上げたメンバーたちが、関西ならではのお笑いもできるアイドルを目指して夢への第一歩を踏み出す。

 昨年10月のお披露目から、わずか2か月。いよいよ船出するメンバーたちはさすがに緊張感たっぷりだった。渡辺美優紀(17)は「昨年のお正月は親せきを回ってお年玉を集めていました」と、激変した生活に戸惑いを隠せない。それでも幕は開く。総合プロデューサーの秋元康氏(54)は「これからのアイドル界を担うNMB48。縁起が良い日がいいと思い、みんなで決めました」と彼女らの背中を押した。

 7256人の応募者の中から選ばれたのは、12歳から18歳まで平均年齢14・9歳の25人。岐阜、広島、香川出身者が1人ずついるが、22人は関西で生まれ育った生粋の地元グループだ。

 衣装には「大阪のオバちゃん」のトレードマークであるヒョウ柄を採用したが、吉田朱里(14)は「予想してました。中学生も着るんですよ」と当然といった表情。関西だけにトークでも笑いのセンスが求められるが、渡辺は「一発芸が得意なんです」。ほかにも物まねなどで“ウケ狙い”にいくメンバーもいる。

 活動の場となるのは、お笑いのメッカ「なんばグランド花月」の向かい側にできた「NMB48劇場(シアター)」。吉本興業の若手芸人がしのぎを削った「baseよしもと」を改装した専用劇場だ。先月にオフィシャルサイトで抽選の申し込みを受け付けたチケットには応募が殺到。233席(プラス立ち見)の当選者だけが、デビュー記念公演に立ち会える。

 初舞台では、AKB48のチームAが06~07年に行った3rd公演「誰かのために」を披露。「かなり踊れる、歌えるスキルが高い」という秋元氏の意向もあり、難易度の高いセットリストになった。アンコールも含め17、18曲の予定で、山本彩(さやか=17)は「一曲一曲にストーリー性があるので、それを全部ちゃんと表現するのが難しい」と気を引き締める。

 全員が小、中、高校に在学中の研究生たちは10月から2か月間、一日も休まず厳しいレッスンに耐えてきた。平日で3時間半、休日は12時間にも及んだ。それでも「疲れは感じていません」(山本)と、夢がかなう日を待ちこがれてきた。公演は2日以降も原則休日なしで続く。“アイドル文化”が定着しにくいといわれる関西から、大型新人が全国へと羽ばたく。

 ◆NMB48(えぬえむびー・ふぉーてぃーえいと)作詞家の秋元康氏が、東京・秋葉原のAKB48、名古屋・栄のSKE48に続きプロデュースしたアイドルグループ。大阪・なんば(NAMBA)を拠点とし、AKB、SKEと同様の「会いに行けるアイドル」がコンセプト。昨年8月から書類選考、面接、ダンス・歌唱審査などオーディションを実施し、26人のメンバーが決定。同11月に体調不良で1人が離脱し、25人となった。

(2011年1月1日10時00分  スポーツ報知)

この記事をlivedoorクリップに登録 この記事をYahoo!ブックマークに登録

ソーシャルブックマークに登録

お薦めアイテム

 

YOMIURI ONLINE関西発

スポーツ報知の出版物 スポーツショップ報知
報知新聞社出版局 スポーツショップ報知