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【石原知事対談】「この国の行方」 日本で暮らす外国人の疑問に答える (3/4ページ)
このニュースのトピックス:東京都政
金「建前でつきあったり、話をしているのにそれが評価される。本音の話をして競争するというものが足りないと思います」
知事「私なんか本音しかいわないから憎まれますよ。日本人は自分のことを自分で表現しません。黙っているのが美徳だったり、美しいマナーだと思ってます。例えば、すしを世界中に広めたのはアメリカ人ですよ。ですが、アメリカのすしは本当のすしじゃなく、似て非なるものです。日本人は自分たちの良いところや外国人と違うところを説明できない」
川嶋「知事のおっしゃる通り。アメリカのすしはすしではありません。しかし、今の日本のすしもすしではありません。ツナマヨとか、のり巻きとか…」
知事「東京でもう少しここはこうしたらいいのに、と思うことを教えてください」
柳「仕事をなくした方が多いので、もっといろいろな方に仕事があるようにしてほしい。日本人は、仕事をしないで政府を頼る人が多いので、そういう人が頑張って仕事ができたら国の負担も減る」
知事「東京には大きくないが優秀な会社で、給料も大きな会社ぐらい払っているところがたくさんあります。ところが、日本人は就職するなら大きな会社、有名な会社と思うから、そういうところには行きたがらないのです。たくさん雇用のチャンスがあるのに。それから、就職を世話するハローワークは国が一律にやっています。現場がわからない国にやらせたらダメなんです。威張っていてね。日本で一番くだらないのは国の役人ですよ」