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Dynamite!! 〜勇気のチカラ2010〜
第8試合 DREAM/K-1 MIX 特別ルール
青木 真也
(パラエストラ東京)

 

2R 0分04秒
KO

 
長島☆自演乙☆雄一郎
(魁塾)
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試合経過

1R
 長島はゴングからすぐに青木へ向かっていくが、青木は先制で放たれた左フックをかわし長島の脇の下に入ってクリンチでブレークを待つ。
 長島はステップインしてパンチを振るっていくが、青木は長島がパンチを出してくるのに合わせてダッキング、あるいはタックルで組みつき、長島のパンチを不発に終わらせていく。青木にはつかみで口頭注意が与えられる。
 青木は左ミドルを放つも空振りして転倒。さらにドロップキック、蹴りを放ち自ら倒れ込むなど時間を稼ぐ作戦か。浴びせ蹴りも放つ青木だが、技の掛け逃げによりレフェリーから注意が与えられる。
 青木はその後もドロップキックを2連発し警告が与えられるが、どこ吹く風。リングを回りロープをつかみながらの蹴り、コーナーを背にして蹴りを放つなど巧妙な頭脳プレーで3分をやり過ごす。

2R
 青木はすぐにタックルへ向かうが、そこへ長島は飛びヒザをクリーンヒット。青木は崩れ落ち、長島はすかさず鉄槌(てっつい)連打で落としてノックアウトした。


試合後のマイク

■長島「魔裟斗さん、やっぱりK−1最強ですよね」
「みなさーん、K−1 MAX日本王者の長島☆自演乙☆雄一郎です。(放送席に呼び掛ける)魔裟斗さん、やっぱりK−1最強ですよね。マイクでいろいろ言われましたけど、K−1ナメんなよ! まぁ僕のこの勝ち方を見たらいい年越しできるんじゃないですか。(ここでダメージから回復した青木に挨拶へ向かう)みなさん、本当にありがとうございました。僕が格闘技のトップに立ちます」


試合後のコメント

■自演乙「2011年も自演乙の年になる」

――試合を終えた感想をお願いします

 感想も何も、ありえへんでしょ。みんな思ってると思うけど、自分でもびっくりしています。

――1ラウンドの青木選手の戦い方については

 早く立ってくれと思ってましたね。正直ないなと思っていました。でも、ああいう攻め方をする可能性はあると思っていました。アップでそういう動きをしていたと聞いて、そうするんだろうなと思っていたら案の定そうでした。

――2ラウンドのひざは狙っていましたか?

 狙っていました。作戦は特にないですね。青木選手とやると決まって、総合ルールでは勝てるわけないだろとは思ってました。青木真也ですからね。世界一のグラップラーですから。総合ルールになったら終わるなと思っていました。でも、僕も往生際は悪いので、どうせだったら一発、立ってる状態では白帯ではないので。本当に1ラウンドと2ラウンドのファーストコンタクトを練習、イメージしてきました。

――京太郎選手がムサシ選手に敗れましたが

 引きずることはなかったです。僕はやってくれると思っていましたけど。ああいう結果になってしまって残念ですけど、彼はここで終わるファイターではないですし、一緒に練習して互いにK−1世界王者を目指していきたいです。

――今後はMMAでやっていきたいという気持ちはありますか?

 MMAはできるならやりたいですけど、自分はK−1ファイタ−ですし、DREAMルールでやったら勝てると思わないので。MIXルールだったからこそ、ああいう結果になったと思う。MMAファイターとしての青木真也はあんなもんじゃない。もっと怖い選手だと思います。ルールに助けられたと認識しています。チャンスがあればやってみたいですね。

――今後、目指していくものは?

 K−1MAXの世界チャンピオンです。

――今回の入場については?

 今回は『探偵オペラ ミルキィホームズ』というアニメで、明智小衣というキャラクターです。

――打倒・青木以外にも、打倒・石原(都知事)も掲げていましたが

 冗談で言ったら叩かれまして、ファ●クはいけない言葉なんだと改めて思いました。ごめんなさい。でも、アニメを規制するのは勘弁してほしいですね。小さい規制が表現の自由を奪い、僕のコスプレの自由を奪い、作品が自由に展開できないということになりますので。僕は青少年育成条例には反対の立場ですね。

――今回はゲームにも出演するということですが

 出演させてもらうんですけど、僕個人のスポンサーだけじゃなく、K−1のスポンサーもされているんで、言うべきではないかもしれないですが、スポンサーを連れてこれるファイターは重要なんじゃないかと思います。

――応援してくれたファンにメッセージをお願いします

 どう考えても僕が不利というか、僕が勝つと予想した人の方が少ないと思います。その中で僕を応援してくれたファンがいて、その方々のおかげで勝つことができました。

――「K−1を舐めんな」という発言については

 Dynamite!!で、K−1ルールでK−1ファイターが負ける、総合ルールでK−1ファイターが負ける。K−1ファイターが弱いと思われる。DREAM、総合最強だと思っているファンがいると思うので、そういう言葉が出たんだと思います。K−1だって、ルールを制限しているからこそ、発達する技もあるんです。

――解説をしていた菊野選手がK−1ルールで戦いたいと

 とりあえずアニメ10本見てから、もう一回考えてください。

――今日の勝ちはどういう意味がありますか?

 2010年のK−1MAX日本チャンピオンがもう終わってしまいます。2010年の日本チャンピオンなので2010年は旬だったと自分で思っていました。来年の日本トーナメントで活躍してやろうという気持ちでいましたが、今日の戦い方で2011年も自演乙の年になるんじゃないかと思います。2010年で一番株が上がりましたよね。09年がどん底だったので。そこから這い上がれた、人間やればできるんですね。努力は人を裏切らないです。

※青木は病院直行のためノーコメント


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