第1週 「ふるさとは安来（やすぎ）」
放送日時 2010/03/29〜2010/04/03
昭和14年。飯田布美枝（7才・菊池和澄）は島根県の大塚の呉服屋の三女である。厳格な父・源兵衛（大杉漣）と控えめな母・ミヤコ（古手川祐子）、優しい祖母・登志（野際陽子）、そして兄弟や姉たちに囲まれて育った布美枝は、生来の引っ込み思案で、気が弱く、大家族の中で目立たない存在だった。
布美枝はある日、安来の商家に嫁いだ叔母の輝子（有森成実）が体調を崩したといううわさに居ても立ってもいられず、輝子に会いたい一心で遠く離れた安来の町までひとり走っていく。その帰路、妖怪とひとりの少年に遭遇する布美枝。生まれた町を初めて飛び出して体験したその不思議な出来事に、布美枝は新鮮な驚きを感じる。
三年後、10才になった布美枝（佐藤未来）は、身長が高いことをいつもガキ大将たちにからかわれて傷ついていたが、登志に励まされて勇気を振り絞り、男の子たちのあざけりの声に負けずに町の盆踊り大会に出る。そして布美枝は、奔放な姉・ユキエ（足立梨花）の結婚をめぐっての家族の亀裂に胸を痛めるあまり、ユキエとそのお見合い相手の青年・横山（石田法嗣）のあいだに立って、思わぬ力を発揮することになる。
- 第1週 「ふるさとは安来（やすぎ）」
- 第1回 2010年3月29日（月）
- 昭和14年。飯田布美枝（7才・菊池和澄）は島根県の大塚の呉服屋の三女である。布美枝は生来の引っ込み思案で、厳格な父・源兵衛（大杉漣）、控えめな母・ミヤコ（古手川祐子）、優しい祖母・登志（野際陽子）、そして兄弟たちという大家族の中では目立たない存在だったが、安来の商家に嫁いだ叔母の輝子（有森成実）が体調を崩したといううわさに、輝子に会いたい一心でたったひとり遠く離れた安来の町まで走っていく。
- 第1週 「ふるさとは安来（やすぎ）」
- 第2回 2010年3月30日（火）
- 安来まで行ったその帰路、布美枝（菊池和澄）は妖怪に追いかけられ、見知らぬひとりの少年に助けられる。生まれ育った町を初めて飛び出して体験したその不思議な出来事は、布美枝に新鮮な驚きをもたらした。一方そのころ、大塚の飯田家では、源兵衛（大杉漣）、ミヤコ（古手川祐子）、登志（野際陽子）、そして布美枝の姉妹たちが、布美枝の姿が見えなくなったことで大騒ぎをしていた。
- 第1週 「ふるさとは安来（やすぎ）」
- 第3回 2010年3月31日（水）
- 昭和17年、戦争が大塚の町にも影を落とし始めるころ、布美枝（佐藤未来）は10才になった。女の子にしてはかなり身長が高い布美枝は、他人の目をいつも気にし、消極的な性格だった。姉のユキエ（足立梨花）は布美枝とは対照的に奔放な性格で、父・源兵衛（大杉漣）の目を盗んでは男友達とのあいびきを楽しんでいた。盆踊りの夜が近づくが、悪童たちに身長をからかわれることが嫌な布美枝は、踊りたくない気持ちを募らせていた。
- 第1週 「ふるさとは安来（やすぎ）」
- 第4回 2010年4月1日（木）
- 布美枝（佐藤未来）は祖母・登志（野際陽子）に励まされ、友人のチヨ子と一緒に町の盆踊り大会に出る決意を固める。ガキ大将たちは布美枝の背の高さをからかい、踊りの邪魔をしようとするが、毅然として踊り続ける布美枝を飯田家の先祖の霊が励ますかのように見守る。いっぽう、布美枝の姉・ユキエ（足立梨花）は、強引に見合いをさせようとする父・源兵衛（大杉漣）との対立を深めていた。
- 第1週 「ふるさとは安来（やすぎ）」
- 第5回 2010年4月2日（金）
- 源兵衛（大杉漣）はユキエ（足立梨花）に見合いをさせるために、ユキエの勤める学校に乗り込んで、無理やり教員の職を辞めさせる始末だった。ユキエは自由を奪おうとする父のことが許せず、家出を決行。布美枝（佐藤未来）はそれを手助けするハメになり、飯田家の中には重苦しい空気が漂う。布美枝はユキエのお見合い相手の青年・横山（石田法嗣）と会い、ユキエとの縁談を無かったことにしてほしいと懇願する。
- 第1週 「ふるさとは安来（やすぎ）」
- 第6回 2010年4月3日（土）
- 布美枝（佐藤未来）の母・ミヤコ（古手川祐子）が、飼っていたハチに刺され、意識を失って倒れる。医者を呼びに町へと走った布美枝は道の途中で横山（石田法嗣）と出会い、彼の助けでミヤコは一命をとりとめる。家出していたユキエが戻ってきて、縁談を取り下げた横山のことをなじるが、布美枝は実は自分が見合い話を無しにするよう彼に頼んだことを告白する
第1週 「ふるさとは安来（やすぎ）」
（2010/03/29〜2010/04/03）
第2週 「ご縁の糸」
（2010/04/05〜2010/04/10）
第3週 「たった五日で花嫁に」
（2010/04/12〜2010/04/17）
第4週 「さよなら故郷（ふるさと）」
（2010/04/19〜2010/04/24）
第5週 「花と自転車」
（2010/04/26〜2010/05/01）
第6週 「アシスタント一年生」
（2010/05/03〜2010/05/08）
第7週 「消えた紙芝居」
（2010/05/10〜2010/05/15）
第8週 「父の上京」
（2010/05/17〜2010/05/22）
第9週 「私、働きます」
（2010/05/24〜2010/05/29）
第10週 「こんにちは赤ちゃん」
（2010/05/31〜2010/06/05）
第11週 「貧乏神をやっつけろ」
（2010/06/07〜2010/06/12）
第12週 「連合艦隊再建」
（2010/06/14〜2010/06/19）
第13週 「初めての里帰り」
（2010/06/21〜2010/06/26）
第14週 「旅立ちの青い空」
（2010/06/28〜2010/07/03）
第15週 「チャンス到来！？」
（2010/07/05〜2010/07/10）
第16週 「来るべき時が来た」
（2010/07/12〜2010/07/17）
第17週 「プロダクション旗揚げ」
（2010/07/19〜2010/07/24）
第18週 「悪魔くん復活」
（2010/07/26〜2010/07/31）
第19週 「鬼太郎ブームがはじまった」
（2010/08/02〜2010/08/07）
第20週 「妖怪いそがし」
（2010/08/09〜2010/08/14）
第21週 「戦争と楽園」
（2010/08/16〜2010/08/21）
第22週 「おかあちゃんの家出」
（2010/08/23〜2010/08/28）
第23週 「妖怪はどこへ消えた？」
（2010/08/30〜2010/09/04）
第24週 「人生は活動写真のように」
（2010/09/06〜2010/09/11）
第25週 「独立宣言」
（2010/09/13〜2010/09/18）
第26週 「ありがとう」
（2010/09/20〜2010/09/25）
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