アッコ「痛いけど大丈夫」　紅白リハーサル

　２９日に乗用車で紅白のリハーサルに向かう途中、東京都渋谷区のＮＨＫ前の交差点で追突事故に遭った和田アキ子（６０）が３０日、前日に続きリハーサルに出席。和田は事故で頸椎（けいつい）捻挫、腰部挫傷の軽傷を負ったが、「痛いけど、出場は大丈夫」と語り、関係者を安堵（あんど）させた。

　前日リハーサルとは違い、歌唱中に首を気にするそぶりはなく、ＡＫＢ４８メンバーらで構成する応援隊と声を張った。

　ただ、全快とは言い難い状態で、歌う時以外は首と腰にコルセットを着用。２９日夜も、睡眠導入剤と筋弛緩（しかん）剤を使い、「強引に寝た」と明かした。

　和田は「医師に言われた通り安静にするわけにはいかないからね」。曲名にひっかけて「笑って許して、とはいかないよね」と苦笑し「がんばりまーす」とガッツボーズを見せた。

　関係者によると、和田が応援隊のＡＫＢ４８や倖田來未に対し「みんなもっと踊れ！」と陽気にゲキを飛ばすと、倖田も「本番は任せてください」と答えていたという。

　和田は大事を取って午前中でリハーサルを切り上げ、午後は病院に直行。また、年明けにはプライベートで豪州に出掛け、心身ともリフレッシュに努める。