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【格闘技】

エロツヨ中井りんが10連勝 2011年の乳ヒロインだ!!

2010年12月31日 紙面から

◇戦極Soul of Fight

HARIに勝利しガッツポーズする中井りん=有明コロシアムで(武藤健一撮影) 

写真

▽30日▽東京・有明コロシアム

 格闘技界の女王・中井りん(24)が師走の東京で鮮烈メジャーデビュー。女子格闘技・ヴァルキリーの無差別級王者・中井が女子格闘技の草分け的存在のHARI(28)に1回2分9秒、腕固めで一本勝ち。試合後は男子選手顔負けのマッチョボディーで軽快にリング上を飛び回った。これでプロ格闘技デビューから負けなしの10連勝。エロくて強い“エロツヨファイター”が、2011年大ブレークの予感を漂わせた。

 空気が変わった。中井がヴァルキリーの白いベルトを携えて入場した。コケティッシュな顔立ちとは不釣り合いの肉体美。リングインすると、会場が瞬時に華やいだムードに包まれた。サイズは明らかではないが、その豊かなバストにファンの視線はくぎ付けだ。

 だが、中井の売りは、そんな容姿だけではない。ゴングが鳴ると、積極的に攻めた。圧倒的な身体能力にモノを言わせてテークダウン。すかさずマウントポジションを取ると、HARIの右腕を極めた。なんともあっけない勝利。ところが、見せ場は続く。リング上で側転からの伸身宙返りを披露。さらに、開脚のバック宙3連発。締めは側宙だ。156センチ、63キロ。肉感的な体つきからは到底想像もつかない身軽さだ。

 「今回は大きな大会ということで、女子格闘技を少しでもアピールできたらいいなあと思い、参戦させていただきました。作戦はいつものように、何も立てていません。体が反応するままにフツーにやりました」

 デビューは06年。柔道有段者の中井は国内の強豪を持ち前のパワーで次々と撃破。愛媛県在住ということもあり、なかなか試合機会に恵まれなかったが、今年から東京都内で開催のヴァルキリーに定期参戦するようになって知名度もアップ。自身のブログでは水着など露出度満点のセクシーショットもアップし、人気はうなぎ上りだ。

 「彼女は世界の女子の最強を目指している。人類60億人の半分の30億人が女性とするならば、その30億の頂点を目指しているんです」と所属ジムのWILD宇佐美会長(42)。「私と一緒に女子格闘技の未来に行きましょう」がキャッチフレーズの中井を信じて付いていけば、2011年は“女子格”ブームがやって来る−。  (竹下陽二)

 

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