2010年、日本は「二等国」に転落した―中国メディア
サーチナ 2010年12月30日(木)9時58分配信
経済の好転が見られない上に安定しない政局…日本は2010年に「二等国」に転落したとする記事を中国網が掲載した。
記事は台湾の聨合報が29日に掲載した文章を紹介するとともに、二等国に転落したとする原因を挙げた。まず、経済規模が中国に抜かれたこと、日本を代表する企業のトヨタが世界で1000万台のリコールを出したこと、日本航空の経営破たん、1990年以降の不景気が「第3の10年」に突入して出口が見えないことを挙げ、そして「最大の問題は、今年のことは忘れたとしても、来年に明るい兆候を見出せないこと」とした。
さらに、12年連続で年間自殺者が3万人を超えたこと、非正規社員が日本の労働力の3分の1を占めていること、菅政権が提唱する貿易門戸開放政策が商業と農業の対立を生むことも加えて紹介した。
一方で、工業機器やWii、ユニクロなど日本のイノベーション能力は健在であるとして評価を与えた。しかし、それも数社のみで影響力が小さい上に、日本独自のシステムを採用しているために海外市場展開ができない携帯電話産業などに見られる日本特有の「島国根性」が企業の発展を阻害していると論じた。(編集担当:柳川俊之)
【関連記事】
【中国人に聞く】中国の国際的地位は日本を抜いたと思いますか?
レアアース確保のために笑顔を振りまき、金をばらまく日本(2)=中国
日本の景気回復、さらに減速の兆し
高齢化問題に「真摯に向き合っていない日本」(2)=中国
日本経済はどこまで沈むのか(1)=中国人有識者
記事は台湾の聨合報が29日に掲載した文章を紹介するとともに、二等国に転落したとする原因を挙げた。まず、経済規模が中国に抜かれたこと、日本を代表する企業のトヨタが世界で1000万台のリコールを出したこと、日本航空の経営破たん、1990年以降の不景気が「第3の10年」に突入して出口が見えないことを挙げ、そして「最大の問題は、今年のことは忘れたとしても、来年に明るい兆候を見出せないこと」とした。
さらに、12年連続で年間自殺者が3万人を超えたこと、非正規社員が日本の労働力の3分の1を占めていること、菅政権が提唱する貿易門戸開放政策が商業と農業の対立を生むことも加えて紹介した。
一方で、工業機器やWii、ユニクロなど日本のイノベーション能力は健在であるとして評価を与えた。しかし、それも数社のみで影響力が小さい上に、日本独自のシステムを採用しているために海外市場展開ができない携帯電話産業などに見られる日本特有の「島国根性」が企業の発展を阻害していると論じた。(編集担当:柳川俊之)
【関連記事】
【中国人に聞く】中国の国際的地位は日本を抜いたと思いますか?
レアアース確保のために笑顔を振りまき、金をばらまく日本(2)=中国
日本の景気回復、さらに減速の兆し
高齢化問題に「真摯に向き合っていない日本」(2)=中国
日本経済はどこまで沈むのか(1)=中国人有識者
最終更新:2010年12月30日(木)14時30分
ソーシャルブックマークへ投稿 2件
この話題に関するブログ 1件
関連トピックス
この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます
- 「激やせ」仏元モデル死去=拒食症啓発ポスターが物議(時事通信) 2010年12月30日(木)8時46分
- 中国ステルス機、既に製造か=米F22に似た「殲20」(時事通信) 2010年12月30日(木)15時16分
- 携帯「無料」ゲーム アイテム購入→高額請求 平均9万5000円 苦情が急増(産経新聞) 2010年12月29日(水)21時32分
- 中国政府「わが国漁船はお粗末。日本などに引き離されている」(サーチナ) 2010年12月28日(火)12時58分
- すき家に強盗多発…警察は10回も改善要請(読売新聞) 2010年12月30日(木)12時28分
|