がんばれファイターズ
各社が取材合戦 佑ちゃん囲む輪厚く 中継増、記者に早大OB
(12/31 10:27)
12月の入団発表で札幌を訪れた際、斎藤佑樹投手を囲む報道陣。その数はさらに増えそう
プロ野球・北海道日本ハムへの入団が決まった早稲田大の斎藤佑樹投手(22)は来季のルーキーでは抜群の人気を誇る。それだけにメディアの取材合戦は早くもヒートアップ気味だ。テレビ各局は、キャンプでの生中継や公式戦の中継増をもくろむ。新聞社や通信社の中には早大野球部などで斎藤投手の先輩に当たる記者を配置する社も。2004年から3年間プレーした新庄剛志さん以上のフィーバーになりそうだ。
「本当に注目度が高い。視聴率も期待が大きい」と意気込むのはUHB。今季の公式戦はホーム10試合を放送し、平均16%強と上々の数字をたたき出したが、来季については、さらに上積みを狙う。
UHBが「検討材料」と明かすのは敵地での中継。ソフトバンクや楽天は地元限定の中継も多いだけに系列局の協力があれば道内でも中継試合を増やすことができる。
2月は沖縄・名護でのキャンプ。STVでは斎藤投手が紅白戦登板などの際には既存の情報番組で生中継を検討中。HTBでも「多くの出演陣をキャンプ地に」と意気込む。
新聞や通信社では、担当記者が1〜2人が主流のスポーツ紙は増員する社が大半。北海道新聞など一般紙や通信社はキャンプ初日やオープン戦初登板などの節目には臨時に記者を増員する方針だ。
さらに担当記者に斎藤投手の母校、早大や早稲田実業高の野球部に在籍していた“先輩”を配置する社も。早大野球部で同じ時期に在籍した記者もおり、特ダネを狙う。
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