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【社会】牛丼店の強盗、14件中12件「すき家」 今年の愛知県内被害2010年12月24日 夕刊
外食チェーンのゼンショー(東京都港区)が運営する牛丼チェーン「すき家」で、ほかの牛丼店と比べ強盗事件が多発している。愛知県内の牛丼店で今年起きた14件(未遂も含む)のうち、12件がすき家。12月に入っても名古屋市などで2件発生しており、県警は防犯対策の強化を要請している。 「夜間、店員が一人しかいない店が多かった」。昨年、すき家に押し入って現金などを脅し取ったとして愛知県警に逮捕された男は、すき家に狙いを絞った理由をこう話した。 県警によると今年、名古屋市や尾張地方で発生した「すき家」強盗は、いずれも深夜から未明にかけての犯行で、犯人は捕まっていない。被害額が数十万円単位で、ほかの牛丼チェーン店と比べて多いのも特徴だ。岐阜県でも5件、三重県では1件が発生。全国的にも相次いでいるという。 なぜ、すき家ばかりが狙われるのか。愛知県警地域安全対策課は「店の構造」を原因に挙げる。ほかの牛丼チェーンと比べてテーブル席が多く、店員がカウンター内部とテーブルがあるフロアを行き来しやすい構造で、カウンターの内側にも入りやすい。 深夜に店員が一人で勤務している店も多く、ゼンショーは「都市部から離れた道路沿いの店が多いため狙われやすいのでは」と分析する。 愛知県警は今年4月、ゼンショーに防犯ベルと店外の赤色灯の設置を要請。同社の広報担当者は「防犯対策に力を入れ、現金をこまめに回収して店に多額のお金を置かないようにしている」と説明。県警は「年末は強盗事件が増える傾向がある。不審者をいち早く発見するためにも客も含めた人の出入りに気を配ってほしい」と呼び掛けている。 ◆名東区の店舗で男が60万円奪う24日午前3時25分ごろ、名古屋市名東区猪子石の牛丼店「すき家名東猪子石店」で、男がアルバイトの男性店員(22)に包丁を突きつけ、「金を出せ。金庫に案内しろ」と脅し、売上金60万円を奪って逃げた。11月に北西に4キロ離れた同市守山区のすき家も同様の被害に遭っており、名東署が関連を調べている。 署によると、事件当時は店員1人だけで客はいなかった。男は事務室に入り金庫を開けさせ、店員を床に伏せさせていた。20歳前後で身長170〜180センチ。黒いニット帽と茶色のマフラーを身に着けていたという。 【今年の愛知県内の牛丼店を狙った強盗事件(未遂含む)】 1月14日 3時35分 吉野家尾頭橋店 3万2750円 20日 2時55分 すき家春日井店 4万5000円 2月 8日 4時15分 すき家名東猪子石店 73万円 19日 3時30分 すき家黄金通店 なし 3月12日23時10分 すき家247号半田店 25万円 15日 4時 5分 すき家有松桶狭間店 なし 29日 3時30分 すき家扶桑柏森店 25万円 8月11日 4時 すき家一宮中島通店 18万円 9月 8日 3時30分 すき家41号豊山店 17万円 10月25日 4時15分 すき家一宮中島通店 29万円 11月15日 4時25分 吉野家中村公園前店 5万円 24日 4時30分 すき家守山森宮店 31万円 12月22日 2時45分 すき家津島神守店 15万円 24日 3時25分 すき家名東猪子石店 60万円 PR情報
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