群馬・桐生市小6生女児自殺 両親、自殺はいじめが原因として県や市に損賠求め提訴
群馬・桐生市で2010年10月、小学6年生の女子児童が自殺した問題で、児童の両親が「自殺したのは、学校でのいじめが原因だった」として、県や市に損害賠償を求める訴えを起こした。
この問題は2010年10月、桐生市の小学6年生・上村明子さん(12)が自殺し、上村さんの両親が「学校でのいじめが原因」などと訴えているもので、小学校はこれまで、「いじめと自殺の因果関係は特定できない」との調査結果を示していた。
両親は27日、「学校がいじめを認識していたにもかかわらず、適切な対応を取らなかった」として、県と市に3,200万円の損害賠償を求める訴えを起こした。
上村さんの父親は、「自殺の原因はいじめであると、それを認めてもらいたい。何があったのかっていうのを、はっきり聞きたいです」と話した。
群馬県教育委員会は、「訴状が届いていないので、コメントを差し控えたい」としている。
(12/28 00:44)