福岡県太宰府市で乗用車と衝突したワゴン車が池に転落して合わせて7人が死亡した事故で、亡くなった女子高生の葬儀が営まれました。
亡くなった井手綾美さん(17)の葬儀は、雪が降りしきるなか始まりました。井手さんは卒業後、看護助手として働くことが決まっていたということで、無念そうに見つめる参列者の姿がありました。また、一緒に乗っていた佐藤慎一郎さん(18)の通夜にも友人たちが次々と訪れ、早すぎる死を惜しみました。
事故で死亡した佐藤慎一郎さんの母親:「(息子は)18歳になったら家の仕事をすると決めていた。信用していた」
この事故をめぐっては、赤ちゃんを含む男女7人が死亡しました。このうち、女子生徒3人が亡くなった高校では、27日に臨時の全校集会を開いて生徒たちの心のケアに努めることにしています。