福岡県太宰府市でワゴン車と普通乗用車が衝突した事故で、重体となっていた生後6カ月の赤ちゃんが25日夜に死亡し、死者は7人となりました。

 この事故は24日夜、9人が乗ったワゴン車と普通乗用車が衝突し、ワゴン車が道路脇の池に転落したものです。ワゴン車に乗っていた八女市の高校3年・井手綾美さん(17)など同級生3人とアルバイトの山本翔さん(18)、農業手伝いの佐藤慎一郎さん(18)、それに普通乗用車の秦智之さん(26)の合わせて6人が死亡しました。そして、重体となっていた、亡くなった山本さんの長男で生後6カ月の悠斗ちゃんも25日午後7時過ぎに死亡が確認されました。また、井手さんの通夜が地元で営まれ、突然の悲報に泣き崩れる友人もいたということです。井手さんは卒業後、看護助手として働くことが決まっていました。警察は、状況などから、2台の車が並走していた可能性もあるとみて事故原因を調べています。

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