福岡県太宰府市で24日夜、高校生ら9人の乗ったワゴン車が乗用車と衝突して池に転落し、双方の車、合わせて6人が死亡し、1人が重体です。

 ワゴン車は、ガードレールを突き破って、10メートルほど離れた池のなかへ沈みました。当時、辺りは真っ暗で、目撃者の話では、叫び声は響くものの、どこに沈んでいるのかまったく分からない状況だったということです。クリスマスイブにイルミネーションを見に行こうとした若者たちは、7人乗りのワゴン車に赤ちゃんを含めて9人で乗っていました。17歳、18歳の若い10代の男女ばかりで、死亡した6人のうち3人は、24日に終業式を終えたばかりの女子高生でした。警察は生存者の3人から話を聞いていますが、誰が運転していたのか、どのようにして事故が起きたかなど詳しい事故原因や事故の状況は特定できていません。3人とも放心状態で証言にばらつきがあり、26日も現場検証ができるか分からない状況だということです。

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