記事入力 : 2010/12/30 12:47:14
3000億ウォン台の偽造手形を発行 /京畿
ソウル中央地検調査部は29日、額面価格が3000億ウォン(約214億4000万円)台の偽造手形を発行した疑いで、P容疑者(71)ら4人を逮捕・起訴すると共に、J容疑者(56)ら5人を在宅起訴した。
また、P容疑者から約6800万ウォン(約486万円)を受け取り、偽造手形の発行を手助けしたとして、都市銀行の元支店長K容疑者(52)を在宅起訴し、逃亡した共犯5人の起訴を中止する決定を下した。
検察によると、P容疑者らは2008年、京畿道安養市に農水産物の取引会社6社を設立した後、K容疑者が勤務していた銀行に当座預金口座を開設し、額面価格の合計が3272億ウォン(約233億9200万円)台の偽造手形を643枚発行したという。そして、小規模な商店主や下請けの建設業者などをだまし、この手形を1枚当たり200万-400万ウォン(約14万-29万円)で売っていたことが分かった。
P容疑者らによる偽造手形の発行で、昨年6月には京畿道で手形が不渡りになった比率が、1カ月間に0.5%近く上昇し、地域経済に打撃を与えた、と検察は説明した。
鄭漢国(チョン・ハングク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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