ついに成功!ヒョウ柄模様のコーヒーロール・レシピ
年末から何度も挑戦しつつ、生地がひび割れて失敗ばかりしていたヒョウ柄模様のコーヒーロールケーキ、ついに割れずに作れるようになりました。
屈折3ヶ月(笑)、合計15回くらい焼きました(^^;
私のロールケーキのシフォン生地は、どういうわけかインスタントコーヒーのコーヒー液を入れると、生地が固くなってひび割れができてしまいまいした。
何度か試行錯誤して、 ○水分の半分を牛乳にする。 ○焼き上がった生地をなるべく空気に触れないようにして、温かいうちにビニール袋に入れて冷ます。
ようにしたら、生地がしっとりとして巻いても割れなくなりました。
特にビニール袋がポイントなようでした。 牛乳を入れた生地でも、乾燥させるとやっぱり割れてしまいます。 失敗続きだったヒョウ柄ロールケーキ、皆様からいろんなアドバイスをいただきました。 ビニール袋に入れる方法は、内緒コメントさんから教えていただきました。 おかげで成功しました(^^)アドバイスをくださった皆様、ありがとうございました。
ヒョウ柄模様は、前回はコルネで模様を付けていましたが、お花模様のロールケーキ同様、ヒョウ柄も今回はスプーンで模様を付けました。
模様部分の生地をスプーンですくってランダムに落としていきます。 スプーンだとコルネよりは大きめの模様になりますが、コルネと同じようにヒョウ柄を作ることができました。 スプーンの方がうんとお手軽でいいですね♪ オーブンシートには前回同様、薄くサラダ油を塗るようにしたら、模様がオーブンシートにくっつくことなく、きれいな模様入りスポンジが焼けるようになりました(^^) 模様入りロールケーキは、模様部分を描くのに少し時間がかかります。 そこで、卵白4つ分のうち、1個分だけを模様用に先に泡立てて模様生地を作って絵を描きます。 模様の下焼きが終わったら、改めて残り3つの卵白を泡立てて生地を作ります。 焼き上がったら、すぐにオーブンシートをはがして(くっつけたままにしておくと、生地が縮んでシワシワになってしまいます)、生地が乾燥しないようにオーブンシートを上にかぶせて冷まします。 粗熱が取れたら、まだ温かさが残っているうちに清潔なビニール袋にすっぽりと入れて、口を綴じてそのまま冷まします。
1cm間隔で浅く切れ目を入れて、コーヒーシロップ、生クリームを塗って巻きます。
コーヒーの風味がおいしい、ふわふわのロールケーキができました♪ いちごやチョコを使うロールケーキよりも、うんとリーズナブルに作れておいしいコーヒー生地です(^^)
今回はロールケーキの上にもサントノーレ口金で生クリームを絞って、転写シートで作ったチョコを飾りました。
デコレーションすると豪華な感じになりますね。 デコレーションなしで、透明フィルムに包むラッピングもプレゼントにぴったりです。 普通のロールケーキよりも華やかな見た目で、持ち運びに便利なのがプレゼント向きですね♪ 上のラッピング写真は、12月に作った時のものです。
失敗続きだったヒョウ柄コーヒーロール、やっと成功することができて、肩の荷が降りた気分です。
これに気を良くして、またいろんな模様のロールケーキに挑戦しようかなと思っています(^^)
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◆◆◆ ヒョウ柄模様のコーヒーロールケーキ ◆◆◆
【材料】 (30cm×30cm天板1枚分)※写真は25cmの天板で焼いています。
◇卵黄生地◇ 卵黄 3個分 砂糖 30g サラダ油 40cc 薄力粉 80g 〈コーヒー液A〉 湯 30cc インスタントコーヒー 小さじ2 牛乳 30cc
◇卵白・模様部分用◇
卵白 1個分 砂糖 5g コーンスターチ ひとつまみ
◇模様部分・卵黄生地用◇
薄力粉 小さじ1と1/2 〈コーヒー液B〉 インスタントコーヒー 小さじ2 湯 小さじ1
◇卵白・生地用◇
卵白 3個分 砂糖 25g コーンスターチ 小さじ1弱
◇シロップ◇
グラニュー糖 10g 湯 20cc インスタントコーヒー 小さじ1
◇クリーム◇
生クリーム 200cc 砂糖 20g (上にデコレーションしない場合は、生クリーム150cc、砂糖15gでできます)
飾り用チョコレート 5枚
(板チョコ1/4枚を湯煎・テンパリングして転写シートの上にのばして作りました) セルフィーユ 適宜 食用金箔 適宜
オーブンシートに塗るサラダ油 小さじ1
※オーブン予熱温度 170℃ 焼き時間 14分
【作り方】
※オーブンは170℃に予熱しておく。 ※天板にオーブンシートを敷いて、キッチンペーパーでサラダ油を薄く塗る。 ※スプーンを2本用意しておく。 ※サントノーレ口金を付けた絞り出し袋を用意しておく。
1、◇卵黄生地を作る◇
コーヒー液Aを作る。インスタントコーヒーは、湯で溶かして、牛乳を加えておく。 ボウルに卵黄を溶きほぐし、砂糖(30g)を入れて白っぽくなるまでハンドミキサーで泡立てる。 サラダ油、コーヒー液Aの順に加え混ぜる。 薄力粉をふるい入れ、ねばりが出るまでよく混ぜる。(ここでよく混ぜて小麦粉のグルテンを引き出すことが生地をふっくらさせるコツ)
2、◇模様部分用の卵白を泡立てる◇
卵1つ分のメレンゲを作る。 ボウルに卵白をときほぐし、ハンドミキサーで泡立てる。8分ほど泡立ったら砂糖を加える。 つやが出てしっかりとしたメレンゲになるまで泡立てる。 最後にコーンスターチを加えて泡立てる。表面にツヤがあり逆さにしても落ちず、ツノが立つのが目安。
3、◇ヒョウ柄模様部分を作る◇
コーヒー液Bを作る。インスタントコーヒーは、小さじ1の湯を加えてゴムベラでよくかき混ぜて溶かす。(湯の量が少ないので溶けにくいです) (1)の卵黄生地から、小さじ1杯分の生地をボウルに取り分ける。 薄力粉を小さじ1/2加えて混ぜる。(生地に固さを出して、模様を描きやすくするため) コーヒー液Bを小さじ1/2弱加え、薄い茶色の生地を作る。 (2)のメレンゲから、1/3量(約お玉1杯分)の卵白を加え、よく混ぜる。←薄い茶色の生地
4、同じようにして、もう1つのボウルに(1)の卵黄生地から、小さじ1杯分の生地をボウルに取り分ける。
薄力粉を小さじ1加えて混ぜる。(生地に固さを出して、模様を描きやすくするため) 残りのコーヒー液Bを全て加え、濃い茶色の生地を作る。 (2)のメレンゲから、1/3量と大さじ1杯分(約お玉1杯強)の卵白を加え、よく混ぜる。←濃い茶色の生地
5、オーブンシートを敷いた天板の上に、(3)の生地をスプーンですくって落とし、ヒョウ柄模様の薄い部分を描く。
オーブンで1分、下焼きする。 焼き上がったら、薄い茶色模様の周囲を1/3ほど囲むようにして、(4)の濃い茶色の生地をスプーンで落とし、ヒョウ柄模様の濃い部分を描く。 さらにオーブンで1分下焼きする。 ※この時、下焼きした薄い茶色生地と、焼く前の濃い茶色の生地にあまり色の差がないように見えます。濃い生地は焼くと、色がさらに濃くなるので大丈夫です。
6、◇生地用の卵白を泡立てる◇
卵3つのメレンゲを作る。 ボウルに卵白をときほぐし、ハンドミキサーで泡立てる。8分ほど泡立ったら砂糖を加える。 つやが出てしっかりとしたメレンゲになるまで泡立てる。 最後にコーンスターチを加えて泡立てる。表面にツヤがあり逆さにしても落ちず、ツノが立つのが目安。
7、(1)の卵黄生地の残りに、ヒョウ柄模様部分の卵黄生地の残りを加えて混ぜる。
(6)のメレンゲの1/3量を加え、ゴムべらでざっとかき混ぜたら、底からすくうように混ぜる。 全体が混ざったら、生地を(6)のメレンゲのボウルに入れる。(2)の卵白の残りも加える。ゴムべらでざっとかき混ぜたら、底からすくうように混ぜる。 全体が均一になるまで混ぜ合わせる。
8、ヒョウ柄模様を下焼きした(5)の生地の上に、(7)の生地を流す。
カードで表面を平らに、厚さが均等になるようにならす。数回トントンと落とし、気泡を抜く。 (さらに天板を持ち上げ、天板の底を手のひらでパンパンと叩くと気泡が良く抜けます。激しく叩くと模様が崩れてしまうので注意してください)
9、170℃に予熱したオーブンで14分前後焼く。竹串を刺してなにもついてこなければ焼き上がり。
10、焼き上がった生地の表面にオーブンシートをかぶせ、天板ごとケーキクーラーの上に逆さまにして生地を取り出す。
すぐに表面のオーブンシートをはがす。
はがしたオーブンシートを生地の上にかぶせて粗熱が取れるまで15分ほど冷ます。 (必ずオーブンシートをかぶせて、生地が乾燥しないようにしてください) まだ温かさが残っているうちに、ビニール袋に入れて密封する。そのまま冷ます。
11、生クリームは砂糖を加え泡立てる。8分立てに泡立ったら、1/5量の生クリームを、サントノーレ形口金を付けた絞り出し袋に取り分ける。(←デコレーション用)
残りの生クリームを固く泡立てる。(←中に巻く用)
12、生地は模様が下になるようにオーブンシートの上に置く。端を斜めに切り落とす。
生地に約1cm間隔で浅い切れ目を入れる。シロップ(湯に砂糖とインスタントコーヒーを加えて溶かす)を塗り、生クリームを塗る。 生地の手前をオーブンシートごと持ち、端から一回転して巻く。 しっかりと巻き締め、冷蔵庫で1時間以上冷やす。(一晩冷やすと生地とクリームがなじんでおすすめ)
13、◇デコレーションする◇
ロールケーキの両端を切り落とし、上部に生クリームを絞る。 飾り用チョコレートを乗せ、金箔、セルフィーユを飾る。 トラックバック以外の無断転載を禁じます。レシピ、菓子デザイン、制作手法の転載はご遠慮ください。 2008-2010 Copyright Junko |