尖閣諸島付近の中国漁船衝突の映像流出事件で、警視庁は16日、関与を認めている神戸海上保安部の海上保安官(43)について、近く東京地検と最終協議し、国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで来週にも書類送検する方向で調整することを決めた。
海上保安庁は保安官らの懲戒処分に向けて内部調査を進めており、東京地検は、海保の処分を受けて、年明けにも刑事処分を最終決定する見込み。起訴猶予の公算が大きいとみられる。
捜査関係者によると、問題の映像は、海上保安大学校(広島県呉市)の共有フォルダーに一時的に保存され…
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2010/12/16 11:12
【共同通信】
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