「尖閣」記念日の条例可決 石垣市、毎年1月14日尖閣諸島を行政区域内に抱える沖縄県石垣市の議会は17日の本会議で、明治政府が同諸島の日本領への編入を閣議決定した1月14日を、市の記念日「尖閣諸島開拓の日」とする条例を可決した。 条例は、制定の目的を「尖閣諸島が歴史的にも日本固有の領土(である)として、より明確に国際社会に対し意思表示し、国民世論の啓発を図るため」と明記。その上で、1895年に閣議決定が実施された1月14日を記念日と定めている。 石垣市議会は中国漁船衝突事件があった9月、中国人船長の釈放も踏まえ、日中両政府への抗議決議を全会一致で可決。10月には、中山義隆市長と市議らで諸島の視察を行うとする決議も可決し、日本政府に上陸許可を求めるなど、尖閣問題で態度を強めている。 【共同通信】
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