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【社会】海上保安官停職1年 守秘義務違反で書類送検、処分受け辞職2010年12月23日 朝刊 ◆尖閣映像流出尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突の映像流出事件で、警視庁は22日、国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで、流出への関与を認めている神戸海上保安部(神戸市)の一色正春海上保安官(43)を書類送検した。海上保安庁は一色保安官を停職12カ月の懲戒処分とするなど上司や関係職員計24人の処分を発表した。 ◆職員計24人処分一色保安官は同日付で依願退職した。神戸市内で報道陣に「後悔していない」などと話した。 馬淵澄夫国土交通相は同日、鈴木久泰長官を減給10分の1、1カ月の処分とし、自らも給与の10分の1、1カ月分を国庫に自主返納する考えを明かした。 警視庁は検察に判断を委ねる「相当処分」の意見を付けたとみられ、東京地検は海保の処分を受け、年明けに起訴猶予とする公算が大きい。 警視庁によると、一色保安官は「衝突事件の真相を多くの国民に知ってもらいたかった。国民が知らない海上での出来事を判断してほしかった」と容疑を認めている。 送検容疑は、中国漁船衝突時の映像を神戸市のインターネットカフェからネット上の動画サイト「ユーチューブ」に投稿し、11月4〜5日に不特定多数が閲覧可能な状態にして職務上知り得た秘密を漏らしたとされる。 映像は9月17〜21日、海上保安庁のサーバー内にある海上保安大学校(広島県呉市)の共有フォルダーに保管され、全国の海保から閲覧可能な状態だった。一色保安官が乗務する巡視艇「うらなみ」の同僚乗務員が偶然映像を見つけ、巡視艇の共用パソコンに保存。一色保安官は10月31日、これを私用の外部記憶媒体USBメモリーにコピーして、映像を持ち出していた。 ◆海上保安庁の主な処分者【停職12カ月】=懲戒処分 一色正春・神戸海上保安部海上保安官(映像流出) 【減給10分の1、1カ月】=同 鈴木久泰・海上保安庁長官(管理責任) 【戒告】=同 海上保安大学校職員(映像の不適正な取り扱い)、第11管区海上保安本部職員(同)、海上保安庁次長(管理責任)、第5管区海上保安本部巡視艇船長(同) 【訓告】=内規処分 第5管区海上保安本部職員(映像の不適正な取り扱い)、第5管区海上保安本部長、第11管区海上保安本部長、海上保安大学校長ら11人(管理責任) 【厳重注意(文書)】=同 海上保安庁総務部参事官ら6人(管理責任) PR情報
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