福岡・太宰府市6人死亡事故 車を脱出した同乗者などから事故当時のくわしい状況を聴取
福岡・太宰府市で24日夜遅く、少年少女ら9人が乗ったワゴン車が別の車と衝突して、道路脇の池に転落する事故があり、男女6人が死亡、乳児1人が意識不明の重体となっている。
25日午前の警察の発表で、死亡者の中に6カ月の男の子の父親がいたことが確認された。
また、身元が特定された女性3人は、同じ県立高校の3年生であったこともわかっている。
死亡した男女を含め、9人が乗ったワゴン車は、筑紫野市方向から福岡市方向に向かって、直進していた。
24日はクリスマスイブで、9人は福岡市のクリスマスのイルミネーションを見に行こうとしていたという。
その途中、押しボタン信号のある交差点で衝突が起きたとみられている。
車2台は交差点真ん中あたりで衝突し、そのはずみでワゴン車が歩道を走って池に転落したとみられている。
池の底からはもう一方の車の男性が発見され、死亡が確認された。
反対側にあるガソリンスタンドの店員の目撃証言によると、この男性が救出を試みたのか、池に飛び込んだという。
警察は、車を脱出した同乗者などから、事故当時のくわしい状況を聴いて、事故の原因を調べている。
(12/25 12:12 テレビ西日本)