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【ユース選手紹介 (三浦龍輝)】

選手データ

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データ

16 三浦龍輝(みうら りゅうき)
[ポジション] GK
[年齢] 17歳
[生年月日] 1992年5月17日
[身長・体重] 177cm 70kg
[出身地] 東京都町田市
[略歴] 町田JFC−町田JFC JY
 

選手インタビュー(聞き手・高橋正和)

−得意なプレーは
「足元を生かしたプレーがずっと得意で、自分から攻撃の起点になるようなプレーが得意ですね」

−もともとはフィールドの選手をやっていたの?
「はい、やってました」

−小さいころのポジションは
「FWをやってました」

−GKをやれって言われたのかな。それとも自分から希望して?
「最初はやれって言われていて、小学6年までは両方やっていました」

−それで小6以降はずっとGK?
「はい」

−GKより、本当はFWの方がいいんじゃない?
「GKの方がいいです。みんなとはちょっと変わったことがやりたいというのもあったんですけど、そういうのも含めてGKでよかったと思います」

−GKのおもしろさは
「フィールドは手が使えないし、手が使える分、チームを助けられるのがいいかなと思います」

−FWは最後に1点決めてもヒーローだけど、GKは1つのミスも許されないよね
「そういう面では、どうかなと思いますけど、GKにはPKとかもあるし、目立てる部分はいくらでもあるので選んでよかったなと思います」

−GKとしてはちょっと線が細いかな
「そうです。小さいんですよ。そこはもうどうしようもないので、他でカバーできるところでレベルアップしていきたいです」

−身長は
「177センチです」

−もうひと伸びしたいところかな
「そうですね」

−まだ背は伸びているの
「まだ伸びてます。大丈夫です(笑)」

−伸びるために何かやっている?
「寝ることはしていて。牛乳も飲んでます。飯を食べるようにしてます」

−サッカーを始めたきっかけは
「小学校の時なんですけど、もとは親がスキーをやっていて、最初はそっちの方に誘われたんです。でも、いろいろ言われるのが嫌だったので、できるだけ違うスポーツをやりたいっていうのがきっかけです」

−お父さんがスキーヤーだったの?
「いや、両親です」

−有名な選手だったの
「父親はまあ、そうだったんですけど。ずっと全日本でやっていて」

−じゃあ、お父さんはスキー選手に育てたかったんだろうね
「はい、そうですね」

−小さいころはスキーも
「3歳くらいからずっとスキーをやっていて。(実家は)町田なんですけど、お父さんが山形で、それでよく連れて行かれていました。でも、あまり好きじゃなくて。寒いんで…(笑)」

−寒さは何とかなるんじゃない?
「なんて言うか、ちょっと苦手意識を持っちゃって」

−サッカーはどこで始めたの?
「普通の学校のチームに入りました。3年生くらいまではそのチームでやっていて、それ以降はその時に町田で一番強かった町田JFCってチームに入って。そこからですね」

−Jリーガーがたくさん出ているチームだよね
「そうです」

−選抜されて入ったの?
「はい」

−3年生の段階で目立ってたんだね
「いや、でもそのころは全然。まだフィールドをやっていたんで、普通に強いところでやりたいっていうくらいだったんですけど」

−GKをやり始めたのは
「小学5年くらいからやっていて、(フィールドと)両方やりながらで、中学に入ってからは真剣にGKです」

−チームにGK専門のコーチはいたの?
「いや、まったくいなかったです」

−じゃあ、どうやって練習を
「もう、試合で覚えるっていうのが一番でした」

−基本的なことは
「トレセンとかで覚えるというか、教えてもらうくらいですね」

−工夫して練習したのかな
「ヴェルディとか、トップの練習を見に行ったりはしました」

−練習を見学したの
「そうです。倒れ方もひとつも分からなかったんで、その辺も見たり。それで、自分のチームのコーチに練習を手伝ってもらったり、親の友だちにヴェルディでやっていた人がいて、その人に教えてもらったり」

−独学でそこまで力を付けるって言うのはすごいね
「小6の時にナショナル(トレセン)に入って、中学からはずっとエリートに入って、そういうところでも結構」

−高校で他のクラブに行く選択肢は
「高校(のチーム)に行く気はなくて、(選択肢は)全部ユースだったので、最初にF東に決まっちゃったんで他には来なくて、(他のクラブを)希望することはなかったですね」

−FC東京に対するイメージは
「正直、自分が進路に考える前は全然興味がなくて、自分は地味なチームがあまり好きではなくて、全然ヴェルディとかレッズとかが、いいなと思っていたんですけど、実際に自分が入ると考えてみると、やっぱり設備も整っているし、ユースも強いし、いいのかなと」

−入ってみてどうだった?
「いいです」

−高校でFC東京に来て、課題として指摘されたことは
「シュートストップとか、タイミングとかですね。もう1からって感じです」

−基礎的なことは吸収できたの
「そうですね」

−現在の課題は
「シュートストップをメーンの課題としていますけど」

−今の状況は
「(去年の)2月に右肩(脱臼)の手術をしたんで、その違和感がまだあるんで」

−GKとして目標とする選手は
「やっぱり権田くん。自分より足元もいいし、シュートストップもいいので」

−結構、権田のプレーを見るの?
「はい。試合も見に行きます」

−自分との一番の差は
「足元では付いていける部分はあると思うんですけど、正確性だったり、ミスしないというのがまだまだです。セービングもやっぱり自信を持っているというか、迫力があると思います」

−そういう迫力は自分には
「まだまだです」

−トップでの練習やサテライトに参加することは
「まだ、ないです」

−将来的な目標は
「F東で上がれたら一番いいです」

−プロ選手になれたら
「代表には選ばれたいです」

−日本代表の試合は見るの?
「見ます」

−やっぱり日の丸のユニホームにはあこがれる?
「ずっと選ばれていたんですけど、U−17の代表に入っててけがで(外れたので)」

−これまでで一番印象に残っている試合は
「何ですかねぇ…。中3の時に代表でタイに遠征に行ったんですけど、その時にタイのU−18の代表と試合をして、その時は全然歯が立たなくて、差を感じたというか、まだまだだと思いました。点差はそんなに付かなかったんですけど、ずっと攻められるというか、体格も全然違うし、スピードも違う感じでした」

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