
選手データ

| 10 佐々木陽次(ささき ようじ) |
| [ポジション] |
MF |
| [年齢] |
17歳 |
| [生年月日] |
1992年7月2日 |
| [身長・体重] |
170cm 60kg |
| [出身地] |
富山県 |
| [略歴] |
新庄スポーツ少年団−富山北FC |
選手インタビュー(聞き手・高橋正和)
−得意なポジションは
「ボランチですね。(やっているのは)ボランチとサイドハーフの2つです」
−この1年間で伸びているところは
「トップチームにも行かせてもらって、いろんな経験もできたし、そういうところで判断もどんどん良くなっていると思いますし、逆に、まだまだだなというのはミスが出るところです」
−どんなミス?
「例えば展開するときに、ロングパスがズレたりだとか、ボールを回しているときにちょっとパスがズレたりとか。疲れている時によく出てしまうことがあるので、そういうのは日々の練習で直していかないといけないなと思います」
−ボランチとしては、自分はどんなタイプ?
「自分は仲間を使って、自分も動いていって、展開もしてってという感じです」
−トップの選手で例えると
「洋平くん(大竹)とか。ボールを散らして、自分も行くって感じです」
−2年生から試合に出ているけど、それくらいやれる自信はあった?
「自信はあります」
−出身は
「富山県です」
−富山出身のJリーガーっていうと…
「柳沢さん(京都)です。やっぱりカッコいいですね」
−ああいう存在になりたい?
「そうですね、はい」
−FC東京に来るきっかけは
「長島さん(現J1山形ヘッドコーチ)っていう前のスカウトの人に呼ばれて来ました」
−声を掛けられたときは
「他のJ(クラブ)も来てくれたので、結構迷いましたけど。関東で言えば、横浜Mとか鹿島とか…。FC東京からはすごく来てほしいって言われたので。自分も関東でもやってみたかったですし、強いところでやりたいなって思いました」
−中学時代から相当目立ってたんだね
「いや、そんなことはないんですけど」
−年代別の代表には
「中3の時に、1回入ったって感じです」
−地元では自分が一番だって意識だったの?
「はい、そうです」
−地元を離れてることに迷いは
「なかったですね。Jのユースというのはやっぱりあこがれの場所でもあったし、逆に自信もあったんで、そういうところでやりたいなと思ってたんで」
−目標とする選手は
「大竹洋平くんです。洋平くんもユース出身ですし、ビデオを見ていて自分ももっと洋平くんみたいにうまくなりたいっていう気持ちも強いですし、やっぱりトップに上がるっていうのもすごいと思いますし。目標としています」
−彼のどこがすごいと思うの?
「判断ですね。見ているところもすごいですし、やっぱりアイデアがすごくありますし、キックもすごく正確だと思うんで、まねしていく部分は結構あると思います」
−いつごろから大竹選手を目標にしているのかな
「練習生として何回か呼んでもらって、その時に洋平くんのプレーを見て、『あー、うまいなあ』って思って」
−身近に見た選手の中では一番うまかった?
「はい、そうですね」
−将来の目標はやっぱりトップ昇格かな
「はい、そうですね。行きたいとは思っているんですけど、今のままでは全然ダメだと思っているんで、もっと成長して近づけるように頑張らないといけないと思います」
−日本代表は
「やっぱりサッカーをしている上では日本代表というのはあこがれの場所だし、自分もやってみたいなというのはあります」
−トップに上がるためには、突出した武器が必要だと思うけど
「ディフェンスはあまり好きじゃない方なんですけど、その代わりに攻撃でみんなを使っていって、どんどん自分から動いていくこともできると思いますし、周りを見て展開もできると思っています」
−高円宮杯、Jユース杯に向けての目標は(インタビューは高円宮杯前)
「チームとしては2つとも優勝できることが大事だと思います。個人としては、試合に出ている時は、みんなも動かしながら、もっと自分もどんどん動いていって、ゴールを目指してプレーしたいと思います」
−優勝できるだけの力は
「全然あると思います。それくらいの力はあると思いますし、後はチームとしてまとまることができたら全然できると思います」
−クラブユースの決勝(延長戦の末に惜敗)は
「流れも悪かったっていうのもあるんですけど、やっぱりパスが全然つなげていなかったなというのと、前からのプレスも全然できていなかったなっていうのもあります。もっと最後の部分で、そういうところまでできたら、もっと強くなると思います」
−性格的にしっかりしてるよね
「そうでもないんですけど。自分の代ではみんなを引っ張っていくって思っているんですけど、今年は和やかにするというか笑わせるというか…」
−3年生になったら、自分が仕切りたいとか
「そうですね。そんな感じですね、一応」
−倉又監督から言われていることは
「倉又さんには以前、『ミスがなくなれば本当にいい選手になれる』って言われたんで、ミスをなくせば、もっともっと上に行けると思うので、そういう苦手な部分を克服していきたいと思います」
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