韓国の口てい疫受け検疫強化
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韓国の口てい疫受け検疫強化

12月27日 10時47分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

先月、韓国で口てい疫が再発したことなどを受けて、農林水産省では、人や物の行き来が増える年末年始の時期に合わせて、家畜伝染病が発生している国や地域からの検疫を強化しています。

日本周辺では、先月、韓国で半年ぶりに口てい疫が発生するなど、家畜伝染病の発生が続いていて、年末年始の時期を迎え人や物の行き来が増えることから、農林水産省は、全国60の空港や港で検疫を強化しました。このうち、成田空港の出国ロビーでは、口てい疫などが発生している国や地域からの肉製品の持ち込みが禁止されていることや、ゴルフシューズなど土が付いた物を持ち帰るときは動物検疫所に立ち寄ることなどを呼びかける取り組みを、新たに始めています。また、荷物の中にある肉製品をにおいで見つける、検疫探知犬による検査を、アジアからの便を対象に回数を増やすことにしています。農林水産省によりますと、去年1年間に全国の動物検疫所で回収された肉類などはおよそ40トンに上るということで、動物検疫所成田支所の林政益検疫第2課長は「一人一人のちょっとした心がけで国内へのウイルスの持ち込みを防ぐことができる。ぜひ協力してほしい」と話しています。