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更生活動に長年尽力 宮城東華会に御下賜金 仙台
 | 御下賜金を受け取る鈴木理事長(左) |
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天皇誕生日を記念し、社会福祉事業の充実に貢献した団体に贈られる御下賜金(ごかしきん)の伝達式が27日、仙台市青葉区の仙台法務総合庁舎であり、太白区の更生保護法人「宮城東華会」に金一封が贈られた。 伝達式には、仙台高検検事長ら約30人が出席。東北地方更生保護委員会の宍戸基幸委員長(60)は「多くの人に立ち直りのきっかけを与える活動に感謝する」とあいさつした。 宍戸委員長から御下賜金を受け取った宮城東華会の鈴木昭一郎理事長(83)は「東華会を設立してから102年間、努力を重ねてきたことが評価された。犯罪前歴者らの高齢化など喫緊の課題に取り組む」と述べた。 宮城東華会は、身寄りのない犯罪前歴者らを太白区の宿泊所で預かり、就業訓練などを通して社会復帰の手助けをしている。
2010年12月29日水曜日
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