2002年の大阪展から9年―。全国35会場を巡回し、これまでに全国650万人を超える方々にご来場いただいた本展は、2012年、開催10年目という節目を迎えます。
本物の人体標本の展示を通じ、「からだ」「いのち」の大切さを見つめなおし、「健康であることの素晴らしさ」を知っていただくことを趣旨とし開催してまいりました「人体の不思議展」は、この”10年”という節目の年をもって、「最終公開」とさせていただくこととなりました。
全国各地で開催することができましたのも、ひとえにご来場いただいた皆様方のご支援の賜物であり、私ども主催者が意図するところを幾分なりともご理解いただいたものであると存じます。
皆様方への感謝の気持ちを込めて、「人体の不思議展」はラストランに向け、あたらしい医学、解剖学の世界へとステップアップしてまいります。
京都展開催にあたり
5年ぶりの開催となる今回の京都展は、前回から一新された標本170余点を展示。また、標本を観覧し構造を知っていただくにとどまらず、人体と美術の深いかかわりを、歴史的文献を通して学ぶ「人体のアート&サイエンス」、また、これまで特定の医療現場でしか見ることのできなかったCT、MRI等の最新医用画像の視点を加えた「3Dでみる!人体透視の世界」を併設致します。
5年の歳月を経て、さらなる進化を遂げ再び京都に戻ってきた「人体の不思議展」。
もう2度と味わうことの出来ない人体の神秘の世界、感動と驚きの世界を是非ご覧ください。
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