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駅ビル開業で“お買い物列車” 来春、JR博多に午前10時着

産経新聞 12月10日(金)9時47分配信

 JR九州は9日、来春のダイヤ改正で、阪急百貨店などが入居する新博多駅ビルに、開店時間後の午前10〜11時ごろに到着する“買い物列車”を多数運行することを明らかにした。週末を中心に、買い物客の利便性を向上させ、列車と商業施設の相乗効果をねらう。

 来年3月3日に開業する新しい博多駅ビル「JR博多シティ」は、地上10階地下3階で、延べ床面積約20万平方メートル。九州初進出となる百貨店「博多阪急」や東急ハンズ、専門店街が入居し、初年度の目標売上高は計約700億円を見込む。

 同3月12日には九州新幹線が全線開業。博多駅の新幹線と在来線のターミナル機能は、さらに高まることが期待される。

 駅ビルと新幹線の開業を機にJR九州は、特に福岡市近郊から多数の買い物客を駅ビルに運ぶ買い物列車に着想。「JR博多シティ」の商圏については「九州全域と西日本の一部、そしてアジア」(唐池恒二社長)としているが、今春のダイヤ改正では、まず駅近郊の沿線から着実に集客することを目指す。

 現在、朝の通勤・通学ラッシュ後の午前10〜同11時は比較的、列車本数が少ないが、駅ビル内では10時前後からオープンする店舗も多いと想定されることから、この時間帯に博多駅に到着する在来線列車を増発する。特に、土・日曜について、買い物客の利便性を高めることで、駅ビルでの売り上げ増と運輸収入の増加を目指す。

 JR九州の唐池社長は「駅ビルと在来線を結びつけた鉄道営業の展開が、JRが取り組むべき課題。便利なダイヤとすることで、相乗効果を狙いたい」と話している。

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最終更新:12月10日(金)9時47分

産経新聞

 

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