＜デスクと記者のナイショ話＞
遊軍記者：一軍登板ゼロ、暴力事件の“被害者”と散々なプロ１年目を送った西武・雄星（１９）の変身ぶりが地元・岩手で話題になっています。

デスク：どんな？

記者：後援者の一人は「結局、都会に毒されて帰ってきただけ」と突き放してまして…。１年前の期待が大き過ぎた分、地元の声はかなり冷ややかです。

デスク：それもそうだろ。「語り継がれる投手になる」なんて宣言して結果は二軍戦で２試合登板しただけなんだから。

記者：そうなんですが、一番は雄星の姿が花巻東のブレザーとジャージーしか持っていなかった１年前とは激変していて地元での評判が悪いんですよ。

デスク：どんな格好をしてるんだ。

記者：関係者の話だと「サングラスをかけてルイ・ヴィトンのバッグを抱えて野球部の仲間とショッピングセンターで遊んでいる」んだとか。東京とかならまだしも、顔を知られている岩手では目立つんでしょうね。左肩痛で戦列を外れた６月以降は月１回のペースで自宅のある盛岡にちょくちょく帰省していたようなんです。ただ、それだけ後援者らの目にも触れるわけですから「カネ遣いが荒くなってる」「謙虚さが全くなくなってしまった」とデーブ騒動での同情論もなく、先日花巻市で開かれた「雄星野球教室」でも関係者の対応はかなりよそよそしかったようです。

デスク：それでも結果を出していれば違ったんだろうにな。

記者：岩手に帰って雄星は「大人が信じられない」なんてことばかり口走っているようで、都会の水は合わなかったみたいですね。

デスク：そんなんで来季も大丈夫か…。