海老蔵事件、徹底抗戦から一転して示談解決へ！

　歌舞伎俳優の市川海老蔵が殴られて重傷を負った事件が不透明なまま決着することとなった。

　複数のスポーツ紙が報じたところによると、海老蔵と海老蔵を殴ったとして傷害容疑で逮捕された伊藤リオン容疑者、伊藤容疑者と一緒にいて海老蔵に「殴られた」と主張している元暴走族のリーダーの間で示談が成立。リオン容疑者は今日28日にも釈放され、海老蔵は会見を行って事情を説明し無期限謹慎処分が解かれる見込みだという。
　「元暴走族リーダーの代理人が藤本勝也弁護士から交代。新しい代理人は海老蔵の弁護士の深澤直之弁護士に『歩み寄った方がいいのでは』と持ちかけ水面下で交渉。先週末までには示談が成立した」(週刊誌記者)

　たしかに、元暴走族リーダーの代理人が交代してから、それまで静かだった海老蔵の周辺が急にあわただしくなった。
　「都内にある海老蔵の自宅を深澤弁護士が訪問したり、海老蔵と小林麻央夫妻がノートを持って外出したり、海老蔵が1人で外出したり、明らかに示談交渉に関する打ち合わせがなされていた。父・市川團十郎は徹底抗戦を指示していたが、1日も早く復帰したい海老蔵は相手側の示談交渉の申し出に飛びついた。また、リオン容疑者は示談交渉を受けて『海老蔵さんは殴っていない』と供述し、海老蔵の“無罪”を主張した」(同)

　さらに、このままリオン容疑者が起訴されても公判維持はかなり厳しかったようだ。
　「海老蔵は泥酔を通り越して酩酊状態。当日のことをほとんど覚えておらず、リオン容疑者の容疑を立件することが困難だった。リオン容疑者の拘留期限は31日だが、警視庁の御用納めの28日に釈放され、最終的には略式起訴による罰金刑が科せられることになりそう」(社会部記者)
　事件発生後からあらゆるニュースを押しのけ大々的に扱われた海老蔵事件だが、幕切れはあっけなかった。

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