新手のオークションに苦情急増 消費者庁が注意喚起へ入札のたびに手数料が取られる「ペニーオークション」と呼ばれる新手のインターネットオークションに関して、「いくらやっても落札できない」といった苦情が11月ごろから、各地の消費者センターで急増していることが28日分かった。 ほとんどの業者が格安で商品を落札できることを売りにしているが、落札できなくても手数料が返金されない点などを明確に表示していない場合、景品表示法に抵触する恐れがある。消費者庁は情報収集に着手し、年明けにも注意喚起したい考えだ。 国民生活センターなどによると、ペニーオークションに関する相談は11月末までに150件あった。 関係者によると、ペニーオークションは05年ごろ、ドイツで考案。国内では09年末から業者が増え始めた。 【共同通信】
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