窃盗容疑など３９件、被害５００万円裏付け　無職男を最終送検　大阪

　近畿でひったくりを繰り返していたとして、府警捜査３課と城東署は窃盗などの疑いで住所不定、無職、浦野喜成被告（２６）＝窃盗罪などで公判中＝を逮捕、２２日に最終送検した。城東署によると、窃盗など３９件（被害総額約５００万円相当）を裏付けたという。

　逮捕、送検容疑は６月１２日、大阪市城東区成育の路上で８０代の女性から現金約４万円とネックレスなどが入ったかばんを盗むなど今年５〜８月に大阪、兵庫、京都の３府県でひったくりやオートバイ盗を繰り返したとしている。

　城東署によると、浦野被告は「パチンコなどの遊興費に使った」と供述。歩いている高齢の女性を狙い、盗んだミニバイクで追い抜きざまにかばんをひったくっていたという。