新着ニュース&お知らせ

HOME > 新着ニュース&お知らせ詳細

本日の第三者委員会との共同記者会見について

重要

 本日(12月27日)、2007年6月の経営学部学生の自死に関して、第三者委員会との共同記者会見を実施いたしました。
 
 はじめに第三者委員会からの調査結果について報告がなされた後、大学からご遺族へ謝罪をすると共に再発防止策など今後の対応について説明いたしました。
 
 なお、詳細については、次のとおりです。

 まず最初にA君のご遺族に対しまして大学を代表してお悔やみ申し上げたいと存じます。在籍当時のA君は快活で、成績優秀な学生であったと聞いております。本日ここに、あらためて若い将来のある学生の自死に哀悼の意を表します。さらに、自死を未然に防げなかったことは痛恨の極みであり、残念でなりません。第三者委員会の調査結果に関しては、大学としても大変重く受け止めております。A君の自死に関して、「大学でいじめが存在した可能性がある」「自殺の原因としていじめの存在を否定できない」「2010年2月の合意書に清算条項を入れたのは不適切である」との調査結果が出されていますが、これらに加えて「いじめの有無について徹底した調査をしなかったこと」、「遺族にこれまできちんとした説明責任を果たしていないこと」など大学側の対応の不備を指摘されました。私どもとしては、このような指摘について、特にご遺族に、誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げたいと思います。申し訳ございませんでした。今後は、いじめは絶対に許してはならないという強い決意のもと、人権教育などを強化するとともに、学生の心のケアの充実、また、問題が起こった際の調査ガイドラインを設定し、相談や相談を受けたときの行動手順を示すマニュアルなどを作成し、再発の防止に全力を挙げて取り組む所存です。第三者委員会の指摘にある「重要事案発生時の処理手続きの明確化」と「適切な処理を行うための制度構築」についても検討し、二度とこのような不適切な対応を取らないよう徹底していきたいと存じます。今回の問題では、ご遺族をはじめ、追手門学院大学の学生、卒業生、保護者、教職員その他学校関係者の方々に多大なるご心配とご迷惑をおかけしました。大学を代表しまして、改めましてここにお詫び申し上げます。
                        
                           2010年12月27日
                            追手門学院大学 
                              学長 落合 正行
 

 
 

前へ

次へ

ページTOPへ戻る