傘で高校生突いた女に有罪、長崎 バス優先席着席に立腹路線バスの優先席に座っていた男子高校生に腹を立てて傘で突き、鼻の骨を折る重傷を負わせたとして、傷害罪に問われた長崎市の無職枡田民子被告(60)の判決で、長崎地裁の内藤恵美子裁判官は28日、懲役10月、保護観察付き執行猶予4年(求刑懲役10月)の判決を言い渡した。 検察側は論告で「満員のバスに募った不満を爆発させた短絡的な犯行」と指摘。弁護側は「傘で突いたのは近づいてきた高校生から自分を守るため」と無罪を主張していた。 判決によると、枡田被告は4月27日、長崎市内を走るバスの車内で、高校生の鼻を傘の先端で突くなどして重傷を負わせた。 【共同通信】
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