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2010年12月27日(月) 19:29 |
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興譲館高校女子チーム優勝振り返る
興譲館高校の女子チームが5年ぶり2度目の日本一に輝きました。 全国トップの前評判通り磐石のレース運びを見せた戦いを振り返ります。
5年ぶりの優勝を目指す興譲館。 去年、アクシデントで優勝を逃すこととなった因縁の1区には、2年生・菅華都紀選手が起用されました。 菅選手は序盤から集団の歩道寄りの端を走ります。 なるべく転倒しにくい場所を走る。 去年の二の舞を避けようと、森政監督が考えた対策でした。 この作戦が功を奏し菅選手は、トップでたすきを繋ぎチームに勢いをつけました。 その後1つ順位を落とし迎えた4区は、赤松姉妹の双子の姉・弘佳選手。 夏にけがで戦列を離れていたキャプテンが、この大事な場面で前を追います。 そして、2キロ手前でついにトップに立ちました。 弘佳選手は、見事区間賞の走りを見せました。 トップでたすきを妹の眞弘選手へ。 悔しさをばねに逞しさを増して都大路に戻ってきたエースが、4人の繋いだたすきをしっかりと競技場まで運びます。 結局2位に16秒の差をつけてフィニッシュテープを切り、興譲館が優勝を果たしました。
26日の優勝から一夜明け、地元もこの明るいニュースに大喜び。 嬉しさのたすきが選手から回ってきた感じです。 井原市役所では、27日朝、市の職員が優勝を祝う懸垂幕を掲げました。 現地に応援に行っていた滝本豊文市長も喜びを語ります。 学校近くの市民も選手たちの活躍に大喜びです。 選手8人と森政監督は、石井正弘岡山県知事を表敬訪問、キャプテンの赤松弘佳選手は、早くも来年へ向け意気込みを語りました。 夕方には山陽放送を訪れ、祝福の花束を受け生放送であらためて優勝の喜びを語っていました。
また、男子の倉敷高校は10位と、入賞には届かなかったのですが健闘しました。
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