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【プロ野球】

千葉マリン新名称はQVCマリン 10年27億5000万円で合意

2010年12月28日 紙面から

来季からの「QVCマリンフィールド」という名称を発表する熊谷千葉市長(中)、佐々木QVCジャパン社長(左)、瀬戸山球団社長=千葉マリンスタジアムで

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 ロッテの本拠地・千葉マリンスタジアムの名称が来年3月1日から「QVCマリンフィールド」となることが27日、決まった。球場所有者の千葉市、命名権を得たテレビ通販大手の「QVCジャパン」(会社名の由来はQuality=品質、Value=価値、Convenience=便利、の頭文字)と球団が基本合意して発表した。国内球場で「フィールド」という名前がつくのは史上初めてとなる。

 契約金は、年間2億7500万円で、期間は来年3月1日から2020年11月30日まで。10年という年数は球界最長だ。契約金の使途について、熊谷俊人千葉市長は「現在行っている人工芝の張り替えのほか、トイレなどの改修をまずやりたい」と説明した。

 一方、QVC側も命名権取得をビジネスチャンスと考えており、佐々木迅社長は「いろいろなコラボレーションを考えたい」とコメント。斎藤佑樹が登板する可能性がある日本ハム戦のチケットを通販番組で販売したり、球場ビジョンでの番組放映、QVCのキャラクター犬「ヴィッキー」のベースボール犬への起用などのアイデアに前向きな姿勢を示した。

 千葉マリンスタジアムは開場から20年がたち、各所で老朽化が進んでいたが、これで、改修費の確保が可能になった。千葉市、QVC、球団ともに「ファンに愛される球場になっていければ」との思いで一致。来季から登場する新人工芝とあわせて、魅力ある球場をつくっていく。 (川越亮太)

 

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