2010年12月28日

平成22年を回顧して


 平成22年を顧みる。

 これまでの運動の一つの区切りとして


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 今年も残すところ後わずかとなりました。今年を振り返ってどのような年であったのか、そのことについて触れながら、今後への希望や反省を語りたいと思います。

 先ずは個人的なことですが、今年は1月3日に母が入院、その後入退院を繰り返し、現在も入院中で正月は病棟で過ごすことになりました。完全介護の病院とはいえ、福島にいる時には朝、昼、夕の食事には私と妻、妹が交代で付き添っています。

 今年で透析が10年目に入る母は医者の話によれば、高齢で透析をはじめた患者にしては、その頑張りは驚嘆に値すると言っておられました。少しでも長生きしてもらいたく子供として出来ることをしていると言うわけです。

 父は今年は二度目の入院の際には「生きては帰れないので病院には行かない」と強く言い張ったが、しゃがみ込み苦しむ姿をみては救急車を呼ばない訳には行かず、そのまま帰らぬ人となりました。

 そのような訳で昨年と違って生活の基盤は福島となり、父が遺してくれたリンゴ農園の経営に没頭することになりました。毎週末帰った時には手伝っていたので、リンゴの栽培に関しては十分知識があり、おかげさまで皆様のお手伝いも受けながら、リンゴは順調に生育し販売をさせて頂きました。

 今年の注文は昨年の倍近い数量で、本当に皆様には感謝の気持ちで一杯です。新年早々より蔵に貯蔵したリンゴでのジャム・ジュースの生産に取りかかる予定です。

 さて、確かにリンゴは順調に収穫出来ましたが、残念ながらそれだけで生活することは出来ません。これまで複数の会社より給料を頂いてきたので、生活には困りませんが、福島にばかりいるようでは、そういつまでも甘えているばかりには行きません。

 そこで、専業農家としても十分に暮らしていけるように、リンゴだけの経営から野菜の栽培をはじめるなど、来年は規模の拡大に努め、年収1千万円の農業経営を取り敢えずは目指して、その出発の年にしたいと考えて動き出しています。

 その為にはこれまで以上に農業に力を注がねばならず、東京に来る時間は益々少なくなります。よって「在特会」のニコニコ生放送や「日本の心を学ぶ会」の講演会でも話をしたように、これまでの運動からは完全と言うことではありませんが、身を引かざるを得ないという状況にあります。

 「語る運動」から「行動する運動」へというスローガンの下に、西村修平氏、桜井誠氏、村田春樹氏などと一緒に戦ってきた活動から、完全ではないにしろここで身を引くことは、関係者にもご迷惑をかける事にはなりますが、個人的な事情もあることをご理解して頂きたいと思います。

 また、このような個人的に時間が取れないということと同時に、今年の活動において私なりに考える事がありました。それは各団体の内部における問題なので、深く言及することは致しませんが、長い間同志としてやって来た人の突然の離反。

 そしてそれだけでなく、近親憎悪にも似た批判合戦は、敵に隙を晒す結果となりました。如何なる理由があったにせよ、敵を利する行為になってしまったことを深く反省すべきであると私は感じました。

 私が顧問を務めるNPO法人・外国人犯罪追放運動にもその余波は現れ、毎日のように仲良く会話していた者同士が、敵味方になるような状態になったことは、自分としても残念であり、その責任を痛感した次第です。

 そのような事情もまた秋以降の活動に足が遠のく原因となったことも正直に告白します。確かに強い思想性を持っていれば、脱落者の烙印を押して、前に進むことが出来るのでしょうが、私には残念ながら現在そこまでの心境には至らないと言うことです。

 私は「語る運動」から「行動する」運動を始めるに当たって決意を述べました。それは「先陣を切る覚悟」ということでしたが、この4年間でそれは果たし終えたと自負しています。

 もし、我々の活動がなかったらチャンネル桜や田母神氏などの街頭デモが果たして起きていたでしょうか?我々が積極的に街頭に出て、抗議行動などをすることによって、多くのそれまで沈黙してきた人達が立ちあがるようになったのだと思います。

 そのように考えれば一つの役割をなし得て、今年がその区切りの年であったと考えます。ただこれはこの活動からの全面的な撤退を意味するものではありません。

 逮捕された事件の裁判結果はまだ残されており、民事訴訟も数多く抱えています。このような問題に関する裁判支援闘争などには引き続き参加していきたいと考えています。



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 【動画紹介】

画像 466(3)(1)















(1/2)12.21 創価学会の訴訟乱発から言論の自由を守り抜け!
http://www.youtube.com/watch?v=UiHATvGBEVw

(2/2)12.21 創価学会の訴訟乱発から言論の自由を守り抜け!
http://www.youtube.com/watch?v=6Y8A-L8iyq8



Posted by the_radical_right at 08:15│Comments(9)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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この記事へのコメント
世の中、というか、民主党内だけが、怪物・小沢一郎を恐れて、政倫審がどうのこうのという話をこの年末に毎日している。誰か、「あんた、胡散臭いからやめてよ。今までの功労者だってわかってるけど、真っ白じゃないでしょ。だから、離党してもいいから出てってよ」と筋を通していえばいいのに、腰抜けのふぬけバカどもは誰もそれを言えない。ただ、J-CIAとしても小沢一郎は好きじゃない。だがしかし、仙谷由人はもっと好きではない。だから暴露する。 
  
 この国の裁判は、インチキである・・・小沢一郎強制起訴の件だ。起訴を担当する裁判所指定弁護士がおかしいのだ。
Posted by 仙谷SEX  at 2010年12月28日 08:21
 せとさんの国思う情熱と人徳、人脈に裏打ちされた行動力に深く感謝し、その功績を讃え、ここに「ウルトラ・ハイパー・ライト」の称号を授与するものです。
Posted by richardkusomiso at 2010年12月28日 08:45
多くの人が疑問に思っていた事が瀬戸さんのブログから理解するきっかけになったと思います。これからもご自愛くださいませ。
Posted by シロップ at 2010年12月28日 08:46
>もし、我々の活動がなかったらチャンネル桜や田母神氏などの街頭デモが果たして起きていたでしょうか?

なかったと思います。これは行動する保守のおかげです。
Posted by お体に気をt受けて at 2010年12月28日 08:52
たちあがれ日本も連立を断ってくれてよかった。でも、なんかこの件で一番得したのはみんなの党のような気がする。
統一地方選は議席が増えそう
Posted by 嫌な予感 at 2010年12月28日 08:56
先生!ぜひとも、自叙伝を発行してください。
先生の足跡が参考に成ればと思います。
Posted by 山口 at 2010年12月28日 08:56
今度は農業者の方達とも連携して、日本のこれからを発信してください。日本の農業を守れなければ、今後の食料問題も心配です。外国人による農業、農家への進出も始まっているようですから、農業から見た日本の安全保障問題についても教えてください。できれば国土交通省から農林水産省の記者として情報発信して欲しいです。
Posted by 日本の農業も守ってください。 at 2010年12月28日 09:26
潤沢な資金を持ってサヨク活動をしている皆さんと違い、
「中韓を知りすぎた・・・」にしても「依存症・・・」にしても手弁当のような活動をして来た訳であって。

それは決して無駄では無いと思いますし、続く者がいると確信しています。

ご苦労さまでした。

先だって、新宿で街宣車の上で暴走族上がりのような若者が怒鳴っていました。
これは保守の足を引っ張るだけだなと呆れました。
Posted by Pin at 2010年12月28日 09:32
私個人の独断的な意見ですが、瀬戸さんは二足のわらじタイプだと思うので農業経営を軌道に乗せて一段落したら、政治の活動もして欲しいです。創価学会の撲滅を政見放送でストレートに訴えられる候補者は他にはいませんから、まだ期待してます。
Posted by 二足のわらじ at 2010年12月28日 09:42

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