記事入力 : 2010/12/28 09:07:31
延坪島などの港を拡張、駆逐艦停泊可能に
10カ所を「国家管理港」に指定、5000トン級の船舶が接岸可能な埠頭に拡張
国土海洋部は27日、有事の際の円滑な住民の避難と軍事作戦のため、来年から延坪島など10島の港湾設備を、排水量5000トン級の船舶・艦艇が停泊できる規模に拡張するという「新年業務計画」を発表した。
5000トン級の施設規模なら、艦対空ミサイルなど大きな火力を備えた韓国型駆逐艦が停泊できる。対象は、▲西海(黄海)五島のうち延坪島・ペンニョン島・大青島▲西海の楸子島・可居島・大黒山島▲東海(日本海)の鬱陵島・独島(日本名:竹島)▲済州島の和順港・江汀港。
この日、国土海洋部が李明博(イ・ミョンバク)大統領に報告した業務計画によると、現在は地方自治体が管理している延坪島など10カ所の港湾を、来年中に国家が直接管理する「国家管理港」に指定し、1000-3000トン級以下の船舶しか出入りできない埠頭(ふとう)施設を、5000トン級の船も使えるよう拡張するという。
また国土海洋部は同日、4大河川(漢江・洛東江・錦江・栄山江)再生事業を来年末までに完了し、京仁運河は来年10月に開通、仁川近海から漢江まで、実際に船が走れるようにすると報告した。
キム・ミンチョル記者
李錫雨(イ・ソクウ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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