ワゴン車で死亡の5人は10代
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ワゴン車で死亡の5人は10代

12月25日 12時11分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

24日夜遅く、福岡県太宰府市で、ワゴン車が乗用車と衝突して池に転落し、双方の車の6人が死亡した事故で、ワゴン車に乗っていて死亡した5人は、女子高校生など17歳から18歳の男女と確認されました。警察で事故の状況や原因について調べています。

24日夜11時40分ごろ、福岡県太宰府市向佐野の県道で、ワゴン車が乗用車と衝突して道路脇の池に転落しました。この事故で、ワゴン車に乗っていた9人のうち、男性2人と女性3人のあわせて5人が死亡し、生後6か月の男の赤ちゃんが意識不明の重体です。亡くなったのは、いずれも県立八女農業高校の3年生の八女市の井手綾美さん(17)、久留米市の石原瞳さん(18)、筑後市の末吉泰子さん(18)と、いずれも八女市に住む、農業手伝いの佐藤慎一郎さん(18)、アルバイトで赤ちゃんの父親の山本翔さん(18)の5人です。警察によりますと、亡くなった5人を含め、ワゴン車に乗っていたのは友人どうしとその子どもで、24日夜は、福岡市内にイルミネーションを見に行く途中だったということです。一方、乗用車を運転していた、現場近くに住むアルバイトの秦智之さん(26)も、午前4時すぎに池の中から見つかり、その後、死亡が確認されました。秦さんは事故直後、車から降りて池の方に向かうのが目撃されているということで、警察は救助のため、池に入った可能性があるとみています。これまでの調べによりますと、2台の車は同じ方向に走っていて接触し、はずみでワゴン車が池に転落した可能性もあるということで、警察は救出された人や目撃者に話を聞いてさらに調べています。