中国新聞オンライン
中国新聞 購読・試読のお申し込み
サイト内検索

純米吟醸お好み焼き販売順調 '10/12/23

 酒造3蔵がある竹原市で、純米吟醸の酒かすを生かしたお好み焼き「純米吟醸たけはら焼」が22日、正式デビュー1周年を迎えた。市内6店に加え、広島市内へも竹原の1店が進出し、合わせて年間1万3千枚が売れた。NHK連続テレビ小説「てっぱん」のお好み焼きブームにも乗り、吟醸の街のアピールを強める。

 市内の飲食店を紹介する、たけはらうまいもんまっぷ実行委員会がプロデュース。御幸、ほり川、将軍、布袋屋、エデン、Bon―bonの6店で、それぞれ3千〜千枚を売り上げた。3月には「まる重」が広島市西区に進出した。

 実行委は12月22日を「たけはら焼の日」に定め、竹鶴、中尾、藤井の3蔵の協力を得ながら裾野を広げた。

 今月中旬には感謝祭と銘打ち、道の駅たけはらに初めて合同で出店。酒の香りに誘われ利用者が熱々をほお張った。  アルコール分をとばした酒かすの香りとともに人気なのが、ふんわりとした食感。とろろいもと混ぜるなど工夫を凝らす店もある。広島経済同友会が10月に開いた「広島てっぱんグランプリ」でも、香りと柔らかさは女性に好評だった。

 節目の1周年。まる重の片山修司さん(49)は「竹原でも広島でも味わえるように頑張る」。実行委事務局の土居龍二さん(58)は「竹原市内のお好み焼き店に再び呼び掛け、輪を広げたい」と意気込む。

【写真説明】盛況だった「たけはら焼」の1周年イベント(道の駅たけはら)


  1. 豪雨被災地の買収拡大を説明
  2. TPPの農産物影響額を試算
  3. 元受刑者の社会復帰策が成果
  4. 将棋盤出土で深まる謎 出雲
  5. レジ袋辞退の買い物客86.2%
  6. 宇部興産、タイに研究施設
  7. 資源ごみ10種分別へ 浅口市
  8. ヒロシマの使者12人選定
  9. アクアス入館者、600万人超
  10. 古江のマップ、生活情報満載
  11. 庄原市役所舞台に光のアート
  12. 「1カ月読書せず」26.9%
  13. 絵や書…高校生が卒業制作展
  14. 年末に備え防火設備を点検
  15. 冬至カボチャで無病息災祈る
  16. 岩国商高生、専門高コン1位
  17. 水産・海洋系発表で全国1位
  18. 児童らが鎮火祭へ大たいまつ


MenuTopBackNextLast
安全安心