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父から娘に角膜を提供 親族優先、国内2例目

2010年12月27日10時50分

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 日本アイバンク協会は27日、改正臓器移植法に基づいて、がんで死亡した九州地方の60歳代の父親から30歳代の娘に片方の角膜が提供され、移植されたことを明らかにした。同法は、本人の意思が残されていれば配偶者や親、子に臓器などを提供できると定めており、今回が2例目。

 協会は今年5月の1例目では記者会見を開いたが、「2例目であり、家族も病院などの公表を望まなかったため発表しなかった」と説明した。

 協会によると、父親は5月ごろ、日本臓器移植ネットワークの意思表示カードの余白に「親族優先」と記入。がんで死亡し、8月29日に両方の角膜を摘出された。角膜が濁り、視力が低下する角膜変性症の娘に10月21日に片方の角膜が移植された。

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