元F1ドライバーの片山右京氏(47)が27日午前2時(現地時間26日午後2時)、南極大陸最高峰ヴィンソン・マシフ(標高4892m)への登頂に成功したと、オフィシャルサイトで発表した。同氏は昨年12月17日、ヴィンソン・マシフへの準備登山として富士山を登った際に遭難、同行した2人が死亡した。
片山氏は今月11日に日本を出発。チリ経由で16日に南極大陸に上陸した。18日にはベースキャンプを出発して、4000メートルのハイキャンプに到着。約1週間、悪天候のため仲間5人と待機し、晴天となった27日に残り900メートルを5時間で登りきって登頂に成功した。
片山氏は今回の登頂で、7大陸最高峰のうち5座を制覇した。