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【プロ野球】

連続日本一ならファンと年越し 里崎が仰天計画

2010年12月27日 紙面から

トークショー後のオークションでファンと交流するロッテ・里崎(右)と今江=千葉市内で

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 ロッテ・里崎智也捕手(34)が26日、野望をぶち上げた。来季、2年連続日本一を達成したら、大みそかに本拠地・千葉マリンでイベントを行い、ファンと一緒に年を越すと宣言した。

 「マリンで年越しイベントをやりたいね」。この日、千葉・稲毛のショッピングモールで行ったトークショーで自分から切り出した里崎。一緒に出演した今江が横でビックリする中、「言うたらできるかもしれないし」とニヤリ。終了後も「日本一になったら、やりたいな。今まではテレビで見ている方だったけど」とノリノリの表情だ。

 恐らく、球界では今まで実現したことがないであろうアイドル顔負けのアイデア。もちろん、自分を奮い立たせるものでもある。来季は自前戦力の底上げで2年連続日本一を目指すロッテ。小林宏の穴を埋める必要がある投手陣の整備には、正捕手の手助けが欠かせない。そこで、里崎は若手を厳しく叱咤(しった)をする一方で、このアイデアをモチベーションの源としたいようだ。

 今季苦しめられた背筋痛は完治。年明け後は千葉や浦和での自主トレで調整を進める。「来年? なるようになるでしょ」と語った里崎には08年に単独ディナーショーを実現させた“実績”もある。自らの手でチームを引っ張り、野望を実現させてみせる。 (川越亮太)

 

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