福島 雪で車300台余立往生
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福島 雪で車300台余立往生

12月26日 12時13分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

大雪の影響で福島県の会津地方の国道では、スリップしたり、坂道を登れなくなったりする車が相次ぎ、少なくとも300台の車が動けなくなっています。

国土交通省の郡山国道事務所によりますと、立往生している区間が出ているのは、福島県郡山市と新潟県を結ぶ国道49号線です。このうち西会津町野沢と会津坂下町坂本の間のおよそ12キロの区間では、25日夜9時半ごろ、大型トラックがスリップして道路を塞いだのをきっかけに渋滞し、少なくとも300台の車が動けないまま一夜を明かしたということです。また、猪苗代町堅田と会津若松市一箕町の間の22キロの区間でも数十台が立往生しているということです。現在もほとんどの車が止まったままで、国道事務所の職員が食料やガソリンを配っているということです。また、消防によりますと、午前10時ごろ、西会津町で80代の男性が車の中で気分が悪くなったと通報があり、現在、近くの診療所で手当てを受けているということです。現場ではすべての車が引き返さないと復旧は難しいということで、国道事務所や警察は、この区間を通行止めにするとともに、一台一台の車に引き返したり、う回したりするよう呼びかけています。