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福島 国道で車の立往生解消

12月27日 7時39分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

大雪の影響で、福島県内の国道で、大型トラックなど少なくとも300台の車が一時、動けない状態になりましたが、自衛隊などが除雪作業を進めた結果、26日夜遅くまでに解消されました。

大雪の影響で福島県内の国道49号線では大型トラックがスリップして道をふさぐなどして25日夜から、西会津町と会津坂下町の間で通行止めとなったほか、26日の朝からは猪苗代町と会津若松市の間でも通行止めとなり、2つの区間で少なくとも300台の車が一時、動けない状態になりました。福島県は、26日午後、陸上自衛隊に災害派遣を要請し、自衛隊員らが除雪作業を進めた結果、通行止めになってからおよそ26時間後の26日夜11時半ごろまでにすべての車が動き出しました。立往生していた車の運転手の中には、丸1日以上、車の中にいた人もいて、食事も十分にとれず、つらかったと話していました。国土交通省の国道事務所は、雪によって車がスリップしたり、チェーンを付けていなかった車が動けなくなったりして渋滞となり、多くの車が立往生したとみています。現場では夜を徹して除雪作業が行われ、27日午前7時、2つの区間の通行止めは解除されました。ただ、現場付近には、まだ雪が残っており、路面も滑りやすくなっていることから、国道事務所は、走行には十分注意するよう呼びかけています。